ホンダ、2モーター・ハイブリッド搭載の新型「インサイト」を発表! 燃費はトヨタ「プリウス」と同水準
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ホンダは3月28日に開幕するニューヨーク国際オートショーで、新型「インサイト」の市販モデルを公開する。外観はライトやガラスの色を除けば1月の北米国際自動車ショーに出展されたコンセプト・モデルとほとんど変わらないが、インテリアやパワートレイン、シャシーのスペックも明らかになった。

2019 Honda Insight
車体のサイズから考えると、新型インサイトが「シビック」のプラットフォームをベースにしていると聞いても驚きはない。サスペンションは現行シビックと同じくフロントがマクファーソンストラット式、リアがマルチリンク式で、生産もシビックや「CR-V」と同じインディアナ州の工場で行われる。シビックとの違いはスタイリングのほか、インサイトにはアルミニウム製ボンネットが採用され、エンジンルーム、フェンダー、ダッシュボード、フロアの遮音材も増やされているという。

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アルミ製ボンネットの下には、1.5リッター直列4気筒アトキンソンサイクル・エンジン、発電用モーター、走行用モーターが収められている。新型インサイトは多くの状況下において、走行は電気モーターの力のみで行い、ガソリンエンジンは発電用モーターを回して電気を走行用モーターに供給する。高速道路などを走行する場合は、ロックアップクラッチがエンジンとドライブアクスルをつなげる。システム合計最高出力はまずまずの151hpで、最大トルクは27.2kgmと力強い。燃費は同社測定値で市街地55mpg(約23.4km/L)と発表されており、トヨタ「プリウス」(54〜58mpg)やヒュンダイ「アイオニック」(55〜57mpg)と同水準だ。なお、エンジンとバッテリーは、工場は異なるがいずれもオハイオ州で製造される。

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インテリアは、ベース車のシビックとよく似ているものの、明らかに異なる点もある。歓迎すべき変更の1つはインフォテインメントシステムだ。「EX」と「Touring」の両トリムに標準搭載される8インチのタッチスクリーン・システムに、ボリューム・ノブやメニーの前画面に戻るボタン、ホームに戻るボタンが、実体で備わることはありがたい。インターフェースは「アコード」や「オデッセイ」より新しくユーザーフレンドリーなものが採用されているようだ。インストゥルメントパネルにはアコードに似た7インチ・スクリーンによるデジタル・メーターが搭載されている。シフトレバーはなく、オデッセイや「NSX」、一部のアキュラ車と同様にボタン式だ。

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価格はまだ発表されていないが、新型インサイトは3種類のグレードが用意されるという。「LX」トリムは16インチ・アロイホイール、ヒーター内蔵ドアミラー、LEDヘッドライト&テールライト、Bluetooth対応6スピーカー・オーディオを装備。「EX」トリムになるとタッチスクリーン式インフォテインメント・システム、キーレス・エントリー&スタートが追加され、オーディオは8スピーカーとなる。最上級の「Touring」モデルは17インチ・アロイホイール、フォグライト、雨滴感知式ワイパー、サンルーフ。デュアルゾーン・オートエアコン、ナビゲーション、4G LTE、10スピーカー・オーディオ、パフォーレーテッド・レザーが張られたヒーター内蔵電動調整式フロント・シートが標準装備となる。回生ブレーキの強さを変更できるステアリングのパドルは全車に標準装備だ。発売時期も未発表だが、今年中に販売開始されるだろう。


By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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