ロータスの新型SUVは、ボルボの「SPA」プラットフォームを独自に軽量化
中国の自動車メーカー、吉利汽車の親会社である浙江吉利控股集団は昨年、ロータス株式の過半数を取得した。そして最近はこの英国のブランドに対する投資を増大させている。ロータスのジャンマルク・ゲールスCEOは、吉利が3車種の新型車の開発を承認したと、自動車メディア『Automotive News Europe』によるインタビューで語った。内訳は2車種がスポーツカー、1車種がSUVだ。

2台の新型スポーツカーは年内に発表され、2020年に生産が開始になるという。ロータスが全くの新型車を市場に投入したのは2009年の「エヴォーラ」が最後だから、約10年の時を経て新しいモデルが誕生するわけだ。

一方のSUVは、同じく吉利傘下に属するボルボのSPA(スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャ)がベースになるようだ。このプラットフォームはボルボの「XC60」や「XC90」にも使われており、これをベースにするとエンジンが4気筒に限定されるが、ロータスにとって4気筒エンジンの搭載は珍しいことではない。これにロータス得意の軽量化技術を組み合わせ、「美しく高性能なクロスオーバーを作る」とゲールスCEOは語っている。最高出力400hp以上を発生するボルボの「ツインエンジン」と呼ばれるハイブリッド仕様が設定される可能性もある。

ロータス製SUVの発売は「だいたい4年以内」で、コンパクトSUVではなくポルシェマカン」や「カイエン」のような中〜大型SUVになるようだ。気になるデザインについては「スポーツカーと同じデザイン言語を使うことはできないが、見ればロータスだと分かるクルマになる」という。最終的なデザインはまだ決定していないそうだ。

生産はSUVの大きな市場となる中国で行われる可能性も高い。「理に適っている」とゲールズCEOは認めている。ただし、同氏によればSUVの生産拠点は世界に向け2ヶ所を想定おり、その1つは「英国にしたいと思っている」そうだ。そしてスポーツカーはこれまで通り、英国で生産されるという。


By ANTTI KAUTONEN
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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