フォルクスワーゲン、「アトラス」5人乗りバージョンの発表を予告! 単なるショート版ではなく流行りのクーペ風SUVか!?
昨年のニューヨーク国際オートショーフォルクスワーゲン(VW)北米部門のヒンリッヒ・ウェブケンCEOは、テネシー州チャタヌーガ工場で製造される「アトラス」の5人乗りバージョンが開発中であることを取材陣に明かした。それから1年が経った今、VWは2列シートのアトラスが、既存の3列シートを備えたモデルと一緒に同工場で生産されることを認めた。今年のニューヨーク国際オートショーでは、そのクルマが「量産モデルに近いコンセプトカー」という形で公開されるという。

おそらくショーのためにわずかなドレスアップはされているだろうが、展示される車両はほとんどそのまま市販化されると思っていいだろう。我々としては、3列シートのアトラスのホイールベースと全長を短縮し、フロントとリアのスタイリングを少し変更してスポティなイメージを強めたクルマになると予想している。

実車発表に先駆けて公開されたスケッチを見ると、拡大されたフロントのロア・インテーク、中央が大きく両側が絞られた、3本バーを持つクロームのフロント・グリル、後方にゆるやかに傾斜したルーフラインなど、既存のアトラスとは異なる点がいくつか確認できる。サイドのキャラクターラインはドア・ハンドルに掛かっており、全高が低められている可能性もある。最も顕著なファミリーとの類似点は、四角く張り出した前後のフェンダーだ。コンセプトゆえ、それぞれの要素は誇張されて表現されているものの、7人乗りモデルとのスタイリングの違いは、ほとんどそのまま市販モデルにも反映されるだろう。

VWがこのクルマをどのように売り込んでいくつもりなのかは分からないが、スケッチを見た限りでは、単なる2列シートのアトラスというよりは、BMW「X6」のようないわゆる"クロスオーバー・クーペ"に近いように思われ、それゆえVWがアトラスとは異なる名前を付けなかったことに驚く。ニューヨークでこのクルマの新しい名前が発表される可能性もある。3列シートSUVを小型にしたバージョンは、車名に「スポーツ」が付けられることが多いので、「アトラス・スポーツ」...というのはあまりに安易な予想かもしれないが、それはまあともかく、3月28日に予定されているニューヨーク国際オートショーでの発表に期待しよう。


By Alex Kierstein
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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