ジャガー、アイアン・メイデンのドラマーがオーダーしたハードロックな1984年型「XJ6」を製作!
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アルファ ロメオトヨタなどの自動車メーカーは、ニュルブルクリンクをテーマにした特別仕様車として、車名に「NRING」とか「GRMN」という文字を付けたクルマを製作しているが、ジャガーが作り上げたこのクルマは「NWOBHM」(New Wave of British Heavy Metal)、つまり1980年代のブリティッシュ・ヘヴィメタルを大音量で聞かないと1日が始まらないような人ためのクルマだ。

ジャガーは、由緒あるセダン「XJ」が今年で誕生から50周年を迎えることを記念する行事の一環として、英国中部のコベントリーにあるジャガー・クラシック・ワークスで、英国のヘヴィメタル・バンド、アイアン・メイデンのドラマーであるニコ・マクブレインのために特別な「XJ6 シリーズ3」を製作した。通称「グレイテスト・ヒッツ」と呼ばれるこの1984年型XJ6は、4,000ものパーツが交換・修復・改良され、3,500時間以上をかけて組み上げられたという。


このシリーズ3は、初代XJのボディ・スタイルを受け継ぐ究極のカスタムカーであり、マクブレインにとっては3台目のシリーズ3だという。同車は多くの点で、クラシックな外見を持ちながらモダンなパーツや技術で改造された、いわゆる"レストモッド"といえるだろう。フロントとリアのバンパー、ヘッドライト、ホイール、車載インフォテインメントなどは現代的に改造され、インテリアはダッシュボードにギター・アンプ風のノブを採用するなど、ロックを感じさせるタッチが加えられている。1,100Wオーディオ・システムのスピーカーは2012年型ジャガー「XF」から流用したもので、マクブレインの好みが反映されている。ステアリング・ホイールのロゴは、アイアン・メイデンのキャラクター「エディ」とジャガーの「グロウラー」ロゴを組み合わせたものだ。


ボンネットに装着されたジャガーの「リーパー」マスコットは、マクブレインが初めて所有したXJ6の物を使用。ペイントは特別カラーのディープ・パープル、インテリアはピメント・レッドのレザーに張り替えられている。"グレイテスト・ヒッツ XJ"が改造を受けたのは見た目だけではない。4.2リッター直列6気筒エンジンは「Eタイプ」から3基のSUキャブレターを装着してアップグレード。カスタム・メイドの4本出しエキゾースト・テールパイプも特徴的だ。

Jaguar Land Rover at the 2018 Geneva Motorshow.
現行モデルのXJは9世代目だが、来年には10代目の登場が期待されている。それはついに内燃エンジンと決別し、電気自動車のセダンとして生まれ変わるという噂だ


By ANTTI KAUTONEN
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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