日産の市販EVといえばいまや矢沢永吉ファンにも浸透したはずの"リーフ"です(ミニバンNV200もあります)が、もしかすると数年後にはSUVタイプの電気自動車を日産が市販モデルとして投入するかもしれません。日産のグローバルデザイン担当部長を務める青木護氏が、自動車メディアAutocarに語ったところによると、「IMx concept SUVは単なるコンセプトモデルではありません。2~3年後にはこの市販モデルが出るでしょう」とのこと。


"ゼロエミッション クロスオーバーコンセプトカー"として2017年の第45回東京モーターショーで発表された「NISSAN IMx」が市販モデル化するとどれぐらい普通のデザインに落ち着くのかはわかりません。とはいえ自動車メーカーがコンセプトモデルを市販EV化するにあたって、そのスペックを保ちたいと思うのは自然なことのはずです。IMxは出力435HP、航続距離611kmというEVとしてはかなり魅力的なスペックを備え、本当に市販化するのであれば、テスラModel Xよりも安価になることも考えられます。

もちろん、すべていまのまま市販というのはいろいろな規制その他で不可能。しかし、特徴的な木材と半透明素材を使ったインテリアの意匠は活用されそうです。

ルノー・日産グループは2022年までに8種類(三菱除く)の市販EVを投入する計画を公表しています。ただ具体的な車種を公表しているのはルノーばかりで、日産の動きはこれまでほとんどなかったと言って良いかもしれません。

世界的に人気が拡大しているSUV/CUVというジャンルにIMxの市販モデルが投入されるという話題は、ドイツ勢やヒュンダイなどEVに積極的な姿勢を見せるメーカーたち、そして日産ファンに対しても"世界で最も売れているEVのメーカー"としての存在感を示すことになりそうです。


By Munenori Taniguchi

※この記事はEngadget日本版の許可を得て転載しました。