【ジュネーブモーターショー2018】米国版Autoblog編集者が選ぶ「ジュネーブでデビューしたクルマ」ベスト5
間もなく閉幕となる今年のジュネーブ・モーターショーでは、多数の魅惑的なクルマが発表された。「メルセデスAMG GT 4ドア クーペ」のようなパワフルなスポーツ・セダン、いやクーペから、奇妙なコンセプトカーやチューンドカーまで、様々なクルマが展示されたこの国際的モーターショーは、自動車産業の最も熱狂的な側面を見せてくれる。その中から、現地に乗り込んで何日も取材を行った米国版Autoblog編集者の投票で選ばれたベスト5を、いつものようにご紹介しよう。

5位 メルセデス・ベンツ「メルセデスAMG GT 4ドア クーペ」 (15点)

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<Jeremy Korzeniewski コンシューマー・エディターのコメント>
4ドアのクーペなんてものは有り得ないのだから、この名前は気に入らない。それに実を言うと「CLS」の方が僅かながら見た目もいいと個人的には思っている。しかし、このGTは魅力的だし、トップ・グレードの63 Sは間違いなく運転すると凄いクルマだろう。

<Greg Migliore 編集主任のコメント>
エッジの効いたラインが刻まれ、流麗なスタイルをしたこのクルマが気に入った。ファストバックのデザイン、大径ホイール、そして縦のスラットが入ったグリルを組み合わせた形は、記憶にある最近のスーパー・セダンの中では最もバランスに優れた1台だ。Jeremyと同感で、最高出力639psの63 Sは壮大なクルマに違いない!

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4位 ポルシェ「ミッションE クロス ツーリスモ」 (18点)

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<John Beltz Snyder 編集主任(Autoblog Green)のコメント>
ポルシェ。電気自動車。ワゴン。この車について知るべきことはこの3語に尽きる。

<Eddie Sabatini スーパーバイジング・プロデューサーのコメント>
アウディ「オールロード」の電気自動車版を思わせる。市販化されたら欲しい。

<Reese Counts 共同編集者のコメント>
今回のショーで一番驚いた。ポルシェがこのクルマをクロスオーバーと呼んでいることは忘れよう。これは車高の高いワゴンで、アウディ オールロードと似ている。最高出力は600馬力もあるらしい。速くて、見た目もハンサムな、ポルシェのワゴン。やられた。

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3位 ランドローバー「レンジローバー SV クーペ」 (20点)

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<Greg Migliore 編集主任のコメント>
今年のジュネーブでは、"クーペ"という言葉の多様性が面白かった。少なくともこのクルマは2ドアだからクーペと呼んでも差し支えないだろう。ルックスは素晴らしい。まるでSUV版シューティングブレークだ。一体、自動車の様式にはどれだけ多くの型があるのだろう? それはともかく、このクルマがクールであることは間違いない。

<Joel Stocksdale 共同編集者のコメント>
クーペと名乗るのは少々馬鹿げていると思ったが、その点を除けば、この2ドアのレンジローバーは完璧だ。プロポーションは整っており、インテリアのカスタマイズ・オプションは独創的で興味を惹かれる。見た目も雰囲気も特別なクルマだ。

それは高い価格と限定生産ということにも現れている。しかし、私が興奮させられたのは、ランドローバー(とジャガー)が、他の自動車メーカーでは決して日の目を見ることがないであろうクレイジーでニッチなモデルを生産する意思があり、実際にその準備をしているということを、このレンジローバーが示唆しているからだ。素晴らしい。

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2位 ジャガー「I-Pace」(23点)

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<John Beltz Snyder 編集主任(AutoblogGreen)のコメント>
電気自動車とはスポーティでも人々が熱望するクルマでもないという定説を覆す新たな証拠として、ジャガー I-Paceは見事にその役割を果たしている。

<Alex Kierstein 編集主任のコメント>
実にシャープな外観だ。EVのパワートレインはなんといってもその強大なトルクで、ドライビング・ダイナミズムを損なうことはまずない。これで回生ブレーキのフィーリングが良ければ、最高にスタイリッシュで運転が楽しめるクルマになるだろう。500km以上という航続距離が事実なら実用性も非常に高い。

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1位 ルーフ「SCR」(24点)

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今回の投票は結果が読めない展開となったが、最終的に編集者たちから選ばれたクルマはルーフの懐古調な作品だった。理屈だけでなく、心情も投票に影響を及ぼしたと思われる。

<Jeremy Korzeniewski コンシューマー・エディターのコメント>
とにかく気に入った。唯一気に入らないのはアルカンターラが張り巡らされたインテリアだけだ。スエード調の起毛で覆われたヘッドライナーやトリムを取り除き、インテリアを然るべきラグジュアリーな仕立てにさえすれば、カーボンファイバーの最高傑作になる。

<Reese Counts 共同編集者のコメント>
目を見張るような出来栄えで、特にこの深いグリーンが最高だ。クラシックなポルシェ「911」によく似ているが、完全に独自のシャシーを使うことで、軽量化とハンドリングの向上を実現している。搭載されているのは、最高出力510hpを発生する4.0リッター水冷式水平対向6気筒エンジンだ。65万ドル(約6,900万円)という価格は手頃というには程遠いが、間違いなく特別なクルマである。

<Greg Migliore 編集主任のコメント>
ゴージャスでノスタルジック。自動運転と電気自動車が栄えつつある時代に、水冷式エンジンで40年前のポルシェを思わせるクルマを作り上げたこと自体、1位に選ばれるだけの価値がある。

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By AUTOBLOG STAFF
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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