ガレージで長年眠っていたシェルビー「コブラ 427」と、最後に製造されたフォード「GT40 Mark IV」がオークションに
Related Gallery:1967 Ford GT40 Mk IV J-12

もし、貴方が裕福なフォードのエンスージアストなら、今週末にグッディング&カンパニー社が米国フロリダ州アメリア島で開催するオークションに参加したくなるに違いない。今年の同社によるオークションには、ガレージに長年眠っていた走行距離わずか2万マイル(約3万2,000km)以下のシェルビー「コブラ427」と、最後に製造されたフォード「GT40 Mark IV」が出品されるのだ。


このGT40には、1968年にルールが変更される前にGT40 Mark IVが唯一走行した1967年のル・マン24時間レースのためにフォードが製造した12台のシャシーのうち最後の1台が使われている。当時、フォードがル・マン連覇をかけたレースに向け、スペアとしてシャシーだけを製造したものだ。このシャシーはその後、プライベート・オーナー達の手に渡り、その中の1人がその前のオーナーと共にシャシーから完全なクルマを作り上げた。当時と同じ525hpを発生するドライサンプ式「427」(7.0リッター)V8エンジンと4速マニュアル・トランスミッションを搭載している。そして購入希望者にとっては興味深いことに、このクルマはFIA公認のヴィンテージ・モータースポーツ・イベントへの参戦が可能となっている。


Related Gallery:1967 Shelby Cobra 427

コブラについても、わずか260台しか製造されなかったうちの1台であるため、極めて貴重なクルマと言える。しかし、それ以上にこのクルマが特別なのは、オリジナルの状態を高く保っていることだ。最初に購入したオーナーが1万3,000マイル(約2万km)ほど走らせたものの、2人目のオーナーは1991年にガレージに仕舞い込むまで、6,000マイル(約9,656km)しか乗らなかった。改造は一切されておらず、塗装もホイールもステアリングもオリジナルのままだ。オークション会社によると、長い間眠っていたにも関わらず、大きな問題はなく、特別な修理もせずにエンジンを始動させることができたという。このクルマはクラシックカー専門の自動車保険会社Hagerty社によるビデオ・シリーズ『The Barn Find Hunter』にも登場している


2台は3月9日から開催されるアメリア・アイランド・オークションに出品される。予想落札価格はGT40が200万ドル(約2億1,200万円)から250万ドル(約2億6,500万円)、コブラは100万ドル(約1億600万円)から130万ドル(約1億3,800万円)となっている。


By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

Related Gallery:1967 Ford GT40 Mk IV J-12

Related Gallery:1967 Shelby Cobra 427


■関連記事
高額で落札されたアメリカ車のトップ10をご紹介!

■関連動画