スペイン・カタルーニャの自動車メーカー、セアトがSalon International de l'Auto、通称ジュネーブモーターショーの開催を控えたスイス・ジュネーブにて、初のフル電動レーシングマシン「Cupra e-Racer」を発表しました。通常時は300kW(400hp)の出力で連続走行可能、最大出力は500kW(670hp)をマークします。

Cupra e-RacerはツーリングカーレースのTCRシリーズで使用されるLeon Cupraをベースに完全電動化したもので、これまたジュネーブモーターショーで発表される予定の新シリーズ「E TCR」の規定を満たした車両になります。

セアトは日本ではあまり知られていないかもしれませんが、フォルクスワーゲン傘下の自動車メーカーとしてWRCやWTCCなどといった市販車をベースに戦うカテゴリーで活躍してきた実績を持ちます。セアト
Leon はアウディA3フォルクスワーゲン・ゴルフなどと共通のプラットフォームを使用する兄弟車で、その中でもCupraはいわゆる"ホットハッチ"として走りを重視したセッティングがなされています。


なお、TCRにはセアトのほか、フォルクスワーゲン、アウディ、ホンダ、プジョー、ヒュンダイが参戦していることから、これらのなかからセアト以外にもE TCR用マシンを開発するメーカーが現れるかもしれません。

E TCRカテゴリーに関する詳細は、3月8日開幕のジュネーブモーターショーで予定される正式発表で明らかになるはずです。


By Munenori Taniguchi

※この記事はEngadget日本版より許可を得て転載しました。

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