防弾仕様のテスラ「モデル S」は、世界最速の防弾仕様車! 狙撃されてもいち早く脱出できる!
高級車の需要には防弾車というニッチな分野が存在する。メルセデス・ベンツBMWの大型車が、快適性だけでなく銃弾からの防護を求める顧客のために安全性を最大限に強化することは珍しくないだろう。しかし装甲化したテスラは、これまで存在しなかった。

米国ユタ州で装甲化の改造を手掛けるInternational Armoring Corporationは、防弾仕様のテスラ「モデルS P100D」を製作し、これを"世界最速の防弾仕様車"と謳っている。それは確かに強力なセールスポイントだ。万一の事態が発生した場合、装甲化した車両はすぐにその場から立ち去る必要があるからだ。未改造のモデルS P100Dは、2.4秒で60mph(約96.6km/h)まで加速する。同社は装甲化したテスラ モデルSの加速性能について具体的な数値は明示していないものの、過剰な重量増加はないようだ。この防弾仕様の「Armormax Tesla」の車重は、未改造の状態からわずか550ポンド(約250kg)増えただけで、全体からすれば11%増に留まっている。同社によると、とても重いスチール製の防弾パネルを車両の内側に張る代わりに、合成繊維の薄板を使用することで車重を抑えたという。車両の外観と従来の機能はすべて維持されている。

航続距離への影響については言及されていないが、多少短くなることは確実だろう。とは言え、装甲化の技術が一昔前からどれほど進歩を遂げたかは、フランスの実業家が個人所有するプジョー「205GTI」と比べてみれば明らかだ。1990年に装甲化の改造が施されたこの小型ホットハッチは、未改造の状態で900kg以下だった車重が、改造後には1400kg近くまで増加している。この重量増は最高出力120psの205GTIにとってかなりの負担になったに違いない。

装甲化されたテスラは、拳銃から高性能ライフルまでの攻撃を防ぐB4~B6レベルの防御を備えている。ちなみに、この防弾仕様のテスラを発注したのは、中東の実業家だそうだ。


By ANTTI KAUTONEN
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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