フォルクスワーゲン、新型「ポロ」の先行受注を開始! 新開発の1.0リッター直列3気筒エンジンを搭載して3月中旬に発売
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フォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ)が、8年ぶりにフルモデルチェンジした「ポロ」の先行受注を開始した。販売開始は3月中旬を予定しているという。

昨年6月にドイツ・ベルリンで発表された新型ポロは、1975年に登場した初代から数えると6代目。その最大の技術的な注目点は、多くの現行フォルクスワーゲン車と同じく「MQB」と呼ばれる生産モジュールが採用されたこと。コンパクトなハッチバックとして知られるポロに、大型セダン「パサート」と共通のアーキテクチャが使われているというのは妙な気もするが、これによって上級モデルと同じ装備や機能、設計を一部共有できるという恩恵がある。新型ポロにも、歩行者検知機能付の衝突回避被害軽減ブレーキ"Front Assist"はもちろん、210km/hまで(普通のポロではそんな速度は出ないけれど)先行車を追従するアダプティブクルーズコントロールや、駐車場からバックで出る際に後方の安全確認を支援する「リヤトラフィックアラート」、ステアリングとブレーキを自動制御する駐車支援システム "Park Assist"など、コンパクトカーの水準を超えた先進運転支援・安全技術が採用された。


ただし、より大型のモデルと車台も共有するとなると、フレキシビリティが自慢のMQBでも縮めるには限界がある。新型ポロのサイズは全長4,053mm × 全幅1,751mm × 全高1,446mm(欧州仕様)と大型化は避けられず、特に日本でこのサイズのクルマに重要視される車幅は66mmも拡がった。先代から乗り換える方は戸惑うかもしれない。だがホイールベースも約80mm伸びたこともあり、室内空間は先代より確実に広くなった。荷室容量も280Lから351Lに拡大している。


内外装の質感の高さは、昨年の東京モーターショーで実際にご覧になった方ならお分かりだろう。カラー・パネルを取り入れたインテリアが楽しい。フォルクスワーゲン純正インフォテイメント・システムも、従来の"Composition Media"から最新の"Discover Pro"にアップグレードされた。モバイルオンラインサービス"Volkswagen Car-Net"も採用され、コネクテッドカーとして様々な情報を車内で利用できる。欧州仕様ではメーターパネルにデジタル・ディスプレイを組み込んだ"Active Info Display"が採用されているが、日本導入時にどうなるのか気になるところ(VGJのプレスリリースでは現在のところ触れられていない)。


パワートレインに関しても日本仕様の詳細は未発表なのだが、「前モデルよりもパワーアップ」した「新設計の1.0リッターのガソリン直噴過給エンジン」が搭載されるというので、おそらく最高出力95psと最大トルク175Nmを発生する直列3気筒直噴ターボ「1.0 TSI」エンジンが、7速デュアルクラッチ式「DSG」トランスミッションとの組み合わせで導入されると思われる。遅れて最高出力200psの「ポロ GTI」も追加されるはずだ。

全長はすでに3代目ゴルフより長く、全幅は4代目ゴルフを超えた6代目ポロ。特に"コンパクト"であることに拘りがなければ、案外使いやすいサイズかもしれない。日本製コンパクトカーからの乗り換えだけでなく、かつてのゴルフ・オーナーたちによるVW回帰も期待できるだろう。価格はまだ正式発表されていないが、気になる方は販売店で先行注文の相談をすれば、ひょっとしたら何らかの情報をこっそり教えてくれるかも...!?


■関連リンク
新型ポロ ティーザーサイト
https://sp.volkswagen.co.jp/newpolo/

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