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日産は人気ミニバンの「セレナ」にエンジンで発電し、モーターで駆動するe-POWERを搭載したモデルを2018年3月1日から発売することを発表し、日産本社ギャラリーにて発表披露会が開催された。

「セレナ e-POWER」は、昨年開催された東京モーターショー2017や東京オートサロン2018などでも出展され、発売が待ち望まれていたが、いよいよ満を持して発売されることになったわけだ。

会場には、「家族史上、最高でかけたくなる」のキャッチフレーズに合わせ、お笑い芸人のフジモンこと藤本敏史氏とミキティーこと藤本美貴氏が登場し、家族生活についてのトークショーも行われた(苗字は藤本同士なので、お二人はご夫婦だったのかと誤解しそうだが、お二人は各々別の家族だ)。


e-POWERのセレナに一足先に試乗した藤本敏史氏によると、その乗り味は「魔法のじゅうたんに乗っている感じ」とのこと。すーっと走り出すe-POWERならではのモーター駆動の動き出しが物凄くスムーズという点に驚かれていた。

ちなみに、もちろん魔法のじゅうたんに乗ったことはないがこんな感じかなというフィーリングとのこと。

このe-POWERのセレナで行きたいところは、箱根の温泉とのことで、静かな走りと渋滞で込み合う帰路でも自動運転技術のプロパイロットが搭載されているので、すごく楽そうなので乗っていきたいとのことだ。


藤本美貴氏の感想は、3列目の空間も広く、静かなので皆で会話することができるので、家族で出かけるのに良さそうとのこと。なお、行きたいところは、緑と川のある大自然に荷物満載でキャンプに出かけたいとのこと。


筆者も早速e-POWERを搭載したセレナに市街路をテスト走行してみたが、魔法のじゅうたんという感覚ほどの浮遊感は感じられなかったものの出足のよさ、走行の静かさを体感することが出来た。

エンジン音については、フル加速をすると必ずエンジンが発電を始めるとのことで、それなりの音はするが、これまでのガソリンモデルと比べると静かに走行できる点はうなづける。この静かさは、30㎞/h程度の発進走行時ではなんと、Lクラスミニバンをしのぐレベルとのことだ。

試乗で感じたのは、モーター駆動の静かさよりもむしろe-Pedalによる、ブレーキペダルをほとんど踏まずにアクセルワークで運転できる新しい操作感だ。

これは、「ノート e-POWER」や「リーフ」等でも体験済みではあるが、ミニバンのセレナでは非常にメリットに感じた。

通常、ミニバンは重量があるため、スムーズな運転をするためには早めで強めのブレーキングを心がける必要がある。ところが、e-Pedalの場合、アクセルを離すとスムーズなブレーキングが自然と行われるので、ブレーキペダルをあまり踏まずに運転でき、楽にドライブできるのだ。


気になる価格は、Xグレードで比較すると、2000ccモデルが248万9,400円、e-POWERモデルが296万8,920円なので、47万9,520円の差となる。燃費では、2000ccモデルで15.0㎞/Lのところ、e-POWERモデルで26.2㎞/Lとなる。

価格が上がってきているレギュラーガソリンだが、140円/Lで計算すると、ガソリン代だけでは、およそ9万km以上走行しないとこの価格差が埋まらない。しかし、e-POWERモデルは、取得税が免税になったり、自動車税が1.5L以下なので安くなったりするので、その差は大きく縮まる。

公式サイトでの見積りシミュレーションによると2000ccモデルで266万1,359円、e-POWERモデルで306万8,279円となり、その差は40万6,920円となる。

購入価格の差はあるものの、静かさや新感覚の走りなど、e-POWERモデルのメリットは大きい。ミニバンを検討しているユーザーは、是非一度この魔法のじゅうたん!?のような新感覚の運転操作を試乗で体感して欲しい。


■関連サイト
日産自動車 公式サイト
http://www.nissan.co.jp/

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