メルセデスAMG、5連覇を目指す2018年シーズン用F1マシン「F1 W09 EQ Power+」を発表
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メルセデスAMG ペトロナス・モータースポーツは、英国シルバーストーン・サーキットで同社の2018年フォーミュラ1マシンを披露した。チャンピオンのタイトル防衛に臨む「F1 W09 EQ Power+」はこれまでに構想された中でも「最も先進的なマシン」で、メルセデスAMGのF1マシンの中でも最速になるという。

Studio Car Shoot, Silverstone - Steve EtheringtonStudio Car Shoot, Silverstone - Steve Etherington
4年連続となるコンストラクターズ・タイトルを獲得した昨年のマシンから進化を遂げたと謳われているが、このマシンの最大の変更点は、F1レギュレーション改正に伴うコクピット保護デバイス「ハロ」の導入、そしてモンキーシートとTウィングが無くなったことだ。ただし、その総合的なデザインは昨年の「W08」から原則を踏襲しており、ホイールベースは同じでレイク・アングルは少しだけ大きくなっている。カラースキームも昨年モデルに倣っているが、アクセントのラインが強調された。



新しいEQ パワーユニット(メルセデスが近い将来に送り出す市販車の電動モデルと同じ名前)も新レギュレーションを踏まえて開発された。ドライバー1人につきグリッド・ペナルティを科されずにエンジン交換できる回数がこれまでの年間4回から更に制限されたのだ。

「ドライバー1人につき使用できるエンジンは年間3基まで、ERS(エネルギー回生システム)も2基までに制限された中で、どうやって耐久性を上げるかが最大の課題でした」とメルセデスAMG ハイパフォーマス・パワートレインズのマネジング・ディレクターであるアンディ・カウエルは語る。「距離にして昨年比40%増になるわけで、それに耐えられるハードウェアが必要とされるのです。そのため、我々はパフォーマンスを犠牲せずにハードウェアの寿命を延ばそうとすることに注力しました」

チームはまた、2基の電気モーターを備えた1.6リッターV6ターボ・エンジンのパッケージングをよりタイトにまとめること、そして燃焼効率の向上とハードウェアの摩擦低減を図った。

Mercedes-AMG Petronas Motorsport, Launch, F1 W09 EQ Power+   Mercedes-AMG Petronas Motorsport, Launch, F1 W09 EQ Power+
メルセデスAMGで6年目のシーズンに臨むルイス・ハミルトンは、昨年と同じくフィンランド人ドライバーのバルテリ・ボッタスとコンビを組む。


By SVEN GUSTAFSON
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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