頭がクラクラするほどの速さを求めるなら、エクソシストを呼べばいい。ヘネシー・パフォーマンスシボレー「カマロ ZL1」を1,000馬力にチューンしたマシンだ。何と言っても、217mph(約349km/h)というとんでもない速度が出せるのだから、映画『エクソシスト』のように"グリーンピースのスープ"を吐き出さないように気をつけよう。この217mphという最高速度は、新車のエクソシストに乗り込んだフォード・パフォーマンス・ドライビング・スクール(そう、皮肉な組み合わせだ)の校長ブライアン・スミス氏が、テキサス州ユバルディにあるコンチネンタルタイヤのテストコースで全長8.5マイル(約13.7km)の高速オーバルを舞台に叩き出した記録だ。


そこまで高速となると、標準装備のスピード・メーターでは正確な計測が望めない。そこでヘネシーはRacelogic社のGPSデータロガー「Video VBOX」を用いてエクソシストが217mphを記録した走りを有効に計測した。この最高速度はヘネシーの創設者ジョン・ヘネシー氏が引き合いに出しているように、マクラーレン720S」、ポルシェ「911 GT2 RS」フェラーリ812 スーパーファスト」、ランボルギーニ「ウラカン」はもちろん、新型シボレー「コルベット ZR1」をも上回る。そして典型的なスーパーカーとは異なり、エクソシストは4人乗りでそんな馬鹿げた速度を出すことができるのだ。


「4人が乗れる新型ZR1コルベットといったところですね。ただしZR1より速い」とヘネシー氏は胸を張る。速さだけでなくパワーでもはるかに上だ。エクソシストは最高出力1,000hp、最大トルク122.1kgmを発生し、0-60mph(約96.6km/h)を3.0秒以下で加速、クォーターマイル(約402m)を10.0秒で走り切るのだ。ZL1のV8エンジンに施されたチューニングは、大容量の2.9リッター・スーパーチャージャーに交換、シリンダーヘッドのCNCポート加工、カムシャフトとバルブトレインのアップグレード、ステンレス製ロングチューブ・ヘッダーやミッドパイプの採用などで、3年間または走行距離3万6,000マイル(約5万8,000km)まで保証が適用される。

今回のテストでは、カマロ純正の10速AT、20インチ鍛造ホイール、グッドイヤー製「イーグル F1 スーパーカー」タイヤはそのまま使用し、最高速度217mphは9速で達成したという。購入したくなっただろうか? 100台の限定生産となるエクソシストを手に入れるには、11万9,950ドル(約1,290万円)を支払う必要があるが、うち20台は既にオーナーが決まっているとのことだ。



By Jeremy Korzeniewski
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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