【ビデオ】プジョー、フランス式オーバーランドが楽しめる「リフター 4X4 コンセプト」をジュネーブ・モーターショーで披露
Related Gallery:Peugeot Rifter 4x4 Concept

オーバーランド・トラックやキャンピングカーには心をくすぐるものがある。フォルクスワーゲン「カリフォルニア XXL」のような最近のキャンパーバンであれ、日本市場の三菱「デリカ」のようなクラシックで無骨なミニバンであれ、アウトドア向けのクルマを見るとどうしても興味を惹かれるものだ。昨年のジュネーブ・モーターショーにはシトロエン「SpaceTourer 4X4 Ëコンセプト」が出展されたが、PSAグループはその流れを今年も新型プジョー「リフター 4X4 コンセプト」で踏襲する。我々は、このクルマをデトロイトに送ってくれるようプジョーをどう説得すればよいかと早くも思案中だ。


プジョーの新型MPV「リフター」は、シトロエン「ベルランゴ」やオペルの「コンボ ライフ」と共有するPSAの新プラットフォームをベースに開発された。このコンセプトカーはそれにオフロードとオーバーランド用の装備を追加したクルマだ。リアには、バッテリーがフレームに組み込まれたプジョーの電動マウンテンバイク「eM02 FS Powertube」まで付属する。

ボディはダーク・グレーで塗られ、フォグランプやドア、グリルとホイールのバッジに、マット・イエローのアクセントが組み合わされている。グリルとテールゲートはマットブラック仕上げ。ミラー、ルーフ・ラック、16インチ・ホイールはプジョーの「オニキス」と呼ばれるブラックで塗装されている。インテリアもブラック、グレー、イエローで統一。ブラックのシートにはイエローのストライプ、ステッチ、バッジがあしらわれ、通風口、ステアリング・ホイール、シフト・ブーツ、ドアにもイエローのアクセントが入っている。


このコンセプトカーはビジュアル面をそれらしく仕立てただけでなく、車名から分かるように4輪駆動システムが搭載されている。開発元であるフランスのDangel社は、プジョーとシトロエンのクルマに1980年から4WDシステムを提供してきた企業だ。ビスカスカップリングを使ったこのシステムは、ダッシュボードのセレクターで3種類のモードに切り替えられる。「2RM」は前輪駆動で、「4RM」にすると必要な時だけ後輪に駆動が送られる。そして「Lock」モードでは常時4輪駆動となる。

最低地上高は市販モデルより80mm引き上げられ、BFグッドリッチ製オールテレイン・タイヤを装着。1.5リッター直列4気筒ディーゼル・エンジンは最高出力130psと最大トルク300Nmを発生し、これに6速マニュアル・トランスミッションが組み合わされている。


フロントガラスの上には50個のLEDライトが2列並ぶ300Wのライトバーを装着。オートホームのルーフテント「オーバーランド」の中に敷かれたマットレスは、車内のシートと同様じくイエローのアクセントが入っているという。ジュネーブ・モーターショーの会場に行ったら、是非ともテントの中をのぞいて確かめてみたい。


By REESE COUNTS
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

Related Gallery:Peugeot Rifter 4x4 Concept


■関連記事
シトロエン、ジュネーブモーターショー2017 で「SPACETOURER 4X4 Ë コンセプト」を初公開