ホンダのパワーユニットを搭載したトロロッソの今季用F1マシンが好調に初走行を披露!
ホンダトロロッソとの新たなF1パートナーシップが好スタートを切った。2月21日、イタリアのミサノ・サーキットで限られた距離を走行するフィルミングデーに、今シーズン用のF1マシン「TR13」が披露され、シェイクダウンがスムーズに終了した。

「トラブルフリーの1日だ! 本当さ」とフランス人ドライバーのピエール・ガスリーがTwitterでコメントしている。

ウェット・コンディションのミサノ・サーキットでTR13を運転したニュージーランド出身のブレンドン・ハートレーはInstagramで「新しい娘は超スムーズに走行したよ」と報告している。

「今日ついにレーシング・スーツとシューズをまた身に着けることができた。とてもウェットなミサノで新型TR13のフィルミングデーを迎えた。この新しい娘は超スムーズに走行したよ。画像がリークされてしまったから、月曜日の正式発表前にスニークピークを公開するよ」

今季、ホンダはレッドブル傘下のトロロッソと再起を図る。これまで、かつてのチャンピオン・チームであるマクラーレンとは3季にわたり結果が出せず、ホンダの評判がガタ落ちになってしまっていた。

最近Amazonプライム・ビデオで配信されたマクラーレン・ホンダ苦難の道を追うドキュメンタリー『グランプリ・ドライバー』では、後にパートナーシップを解消した両社の緊張関係にスポットライトを当てている。

この映像ではまた、マシンの発表前にトラブルが始まった経緯についても明らかにされており、エンジン・トラブルによる度重なるマシンの故障が起こったバルセロナでのテスト走行の全容が収められている。

「なぜリークした画像で満足するんだ。オリジナルの画像があるのに」

昨季、10チーム中9位で終えたマクラーレンは、今季はルノーのパワー・ユニットを搭載し、さらに上位を目指す。

トロロッソとマクラーレンが今季どのような結果となるかは、3月25日にオーストラリアGPで開幕する全21戦の2018年F1世界選手権おける興味深いサブプロットのひとつだ。そして今季もメルセデスフェラーリが有力視されている。

イタリアに拠点を置く小規模なF1チームのトロロッソは、周囲の皮肉と悲観的予測について前向きに対応している。

最初のエンジン始動の際、質疑応答が行われ、「エンジンを始動するのに6回くらいかかりましたか?」、「エンジンがブローしましたか?」、「エンジンが掛かった後、工場が燃えましたか?」などといった皮肉交じりの質問をトロロッソはうまく鎮火している。

それぞれの質問に、「いいえ、エンジンは1回目からすぐに始動しました」、「その全く反対です。計画通りにスタートしました」、「我々の工場はまったく問題ありません。ご心配ありがとうございます」と回答。

そして最後の"質問"は、「グッドラック。あなた方には必要でしょう」というものだった。

※この記事はAlan Baldwin記者のリポートによるもの


By GREG RASA
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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