スクーデリア・フェラーリ、2018年の戦う新F1マシン「SF71H」発表!高速域性能を高めメルセデスに挑む!
スクーデリア・フェラーリが2018年のF1世界選手権に投入する新型マシン、SF71Hを発表しました。ほぼ全面的にイタリアンレッド1色になったカラーリングは、そのマシンの出自を鮮烈に主張します。

2018年最大の変更となる"ハロ"の搭載は、正面から見るとよく分かるように空力への影響が大きい模様。どのチームの2018年マシンもドライバー後方の吸気ポッド開口部が大型化しており、フェラーリでも同様の変化が見て取れます。ただし、このハロ自体も各チームで小さなフィンを装着したり、フープを覆うように形状をモディファイするなど工夫の跡が見られます。


足回りに目を移すと、SF71HはSF70Hに比べるとややホイールベースが延長されているのがわかります。サイドポンツーンの張り出しも2017年のSF70Hに比べるとややコンパクト化、後方へつづく流麗な曲線とともに絞り込まれています。

また、サイドのエアインテーク周りは他チームが2018年モデルで軒並み模倣してきたところでもあり、フェラーリの新たな処理には注目も集まります。

後方のエンジンカウルでは、レギュレーションによりTウィングがなくなり、フィン形状もレーシングマシンとしてより自然なラインを描く形状に改められました。

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SF71Hは、全体にSF70Hの正常進化型と言ってよいコンセプトを採用しており、2017年の弱点だったハイスピード領域でのパフォーマンス改善によってあらゆるグランプリコースで強さを発揮することを目指したモデルとなっています。特にホイールベースの延長は近年メルセデスが好んでいた設計手法であり、弱点を埋めるために敢えてメルセデスに寄せてきたとも言えそうです。

この新しい跳ね馬を手懐けるのは、2007年にフェラーリF1ドライバーとして最後のチャンピオンを獲得しているキミ・ライコネン、そして4度の世界王者セバスチャン・ベッテル。2015年以来4年目となる両チャンピオンの走りには今年も注目です。