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アルファ ロメオのエンブレムが誇らしげに描かれたF1マシンを再び見られるのは嬉しいことではないだろうか。同社がマニュファクチャラーやエンジン・サプライヤーとしてF1に関わっていた1980年代後半から、既に30年近く経つ。1985年にはF1初となるV型10気筒エンジンを、リジェに供給することを視野に入れて開発していたものの、結局このエンジンが搭載されたのはリジェのF1マシンではなく、アルファ ロメオ自身がプロカー選手権用に製作した「164 プロカー4」だった。

あれから約30年間の空白期間を経て、アルファ ロメオはブランドとしてザウバーとスポンサー契約を結び、F1に復帰すると発表した。ザウバーの2018年型マシン「C37」はアルファ ロメオ製のエンジンではなく、フェラーリ製のパワーユニットを搭載しているので、厳密にはアルファ ロメオがF1に復帰したというより、同ブランドを擁するフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)がスイスのレーシング・チームのスポンサーを務めるということになる。2018年はシャルル・ルクレールとマーカス・エリクソンがドライバーとして起用される。

ザウバーのテクニカル・ディレクターであるヨルグ・ザンダー氏は、「C37の哲学は昨年のC36とはだいぶ異なります。空力コンセプトは大きく変化しており、C37は先代と比較して、新たな特徴をいくつも備えています。この新しいコンセプトが我々により多くの好機を与え、シーズンを通して我々がより一層能力を高めていく助けになると確信しています。フェラーリ製の2018年型エンジンを搭載することにより、パフォーマンスの点でも大きな改善が見られるでしょう。C37で進歩し、2017年よりも競争力が高まることを期待しています」と語っている。



By Antti Kautonen
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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