火星行きテスラ・ロードスターの現在地がわかるウェブサイト開設。最接近は2020年10月7日。73年後には回収可能?
スペースXの大型ロケットファルコン・ヘビーの初打ち上げでダミーペイロードとして積み込まれた、イーロン・マスクCEOの初代テスラ・ロードスターは現在、火星を目指す軌道をひた走っています。しかしすでにスペースXはオンボードカメラからのライブ中継を終了し、地上からの観測もできないほど地球から遠く離れてしまいました。

しかし、そのテスラ・ロードスターが今どこにいるのかを知ることができるウェブサイトWhereisroadster.comが現れました。このサイトでは、NASAのデータをもとにテスラロードスターの飛行ルートを割り出し、いつどこを通過するかが一目瞭然です。

Whereisroadster.comによると、記事執筆時点のロードスターは地球から350万kmほど離れたところを、時速1万355km(秒速3.02km)で飛行中。火星まではあと2億2186万3600kmといったところを通過中であることがわかります。

そして2018年7月半ばには早くも火星の公転軌道付近に到達します。ただ、その時点ではそこに火星はなく、ロードスターは再び地球の公転軌道付近まで戻り、さらに2周めの遠日点から戻ってくる際にやっと火星に最接近することになりそう。サイトのシミュレーションによるとその日は2020年10月7日です。

なお、Whereisroadster.comを公開したエンジニア、ベン・ピアソン氏によると、ロードスターがふたたび地球に最接近するのは2091年になるとのこと。いまから73年後までに人工衛星(もしくはスペースデブリ)回収が実用化されていれば、長らく宇宙を旅してきたロードスターを回収する、なんてこともあり得るかもしれません。 もしそうなれば、その頃には作られているであろう「イーロン・マスク記念博物館」的な施設の目玉展示物になることは間違いなさそうです。


By Munenori Taniguchi

※この記事はEngadget日本版より許可を得て転載しました。

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