メルセデス・ベンツとスマートの警察用車両が、ドイツの警察装備見本市で公開中
今月20日から22日、ドイツのフランクフルトで警察装備の見本市「General Police Equipment Exhibition & Conference(GPEC)」が開催され、ダイムラーは警察向けの派手に装飾されたスマート「フォーツー エレクトリックドライブ(ED)」から、メルセデス・ベンツの8輪トラック「Arocs」まで、事実上ほぼ全カテゴリーの車両を出展した。

ダイムラーのプレスリリースによると、スマート 「フォーツー ED」と「フォーフォー ED」は「警察車両に相応しい外観」で仕上げられており、航続距離はどちらも160kmだが、「都市部における優れた応答性」を意図した車両だという。電気自動車の性能について実際に乗るまで信じられないという人のために、スマートは会場内に「フォーツー カブリオ ED」を用意し、加速性能が体験できるようになっている。

新たなディーゼル・エンジンを搭載する「Eクラス」のステーションワゴンは、メルセデスのラインアップで唯一、警察の大量導入を狙える車種だ。プラグイン・ハイブリッドのメルセデス「GLC 350 e 4MATIC」は都市部では排ガスゼロの電気自動車として、長距離移動は燃費の良いハイブリッド車としての活躍が期待される。ピックアップトラックの「Xクラス」については、機能性の高さと全輪駆動が採用されていることなどが言及されており、ドイツ版の『Cops』を製作したい人には確実に人気が出るだろう。2台のバン「ヴィトー」は採用が決まっているようだ。1台は無線を搭載したパトロールカーとしての「ツアラー」で、もう1台は特別なカスタマイズが施された全輪駆動バージョン。チーム車両としての「スプリンター」は、ヨーロッパの古い強盗映画に登場した魅力的な「T1」同様、人員輸送車としての役割を継承させていくようだ。

そして、見本市会場の屋外では、防護壁の設置や障害物の除去、船の運搬などロジスティックな作業が可能な8輪の大型トラック「Arocs 3251 L 8x4」が展示される。高高度での救助に適しているとされているが、そのような大型機動部隊が要請される山頂での事故を防ぐことがまずは大事だろう。


By Jonathon Ramsey
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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