【ビデオ】ジープが小川を走るCMに、環境破壊と非難の声が!
毎年、スーパーボウルのTV中継にはクルマのCMが豊富に組み込まれている。中でも今年、特に大々的に放映されたのがFCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)のブランドであるラムとジープのCMだ。しかし、新型ジープ「チェロキー」が小川を走る"The Road"と題されたCMは、ある種の団体から反感を買ってしまったようだ。淡水環境保全団体トラウト・アンリミテッドは、魚類の生息環境を脅かすような走行を促す可能性があるとFCAを非難した。

トラウト・アンリミテッド代表兼CEOのクリス・ウッド氏はFCAの最高経営責任者セルジオ・マルキオンネ氏に書簡を送り、同CMは「誤った考え」であり、その上、ジープは「このCMで不適切な購入提案」を行なったと訴えた。ウッド氏はトラウト・アンリミテッド会員の多くがジープのオーナーで、ウッド氏自身も以前に所有していたCJ7型ジープでバーモント州のあちこちを走ったと言う。彼はCJ7でオフロードを走ったが、小川の真ん中を走ったことは一度もないと語る。

MSNの報道では、FCAはCMを擁護しながらも、小川を再び走行する計画はないと伝えている。トラウト・アンリミテッドは小川を走行して川にダメージを与えることで、魚の産卵場所となる砂利を破壊する可能性があると言う。いずれにしろ、オフローダーは自身を取り巻く環境に常に配慮すべきだ。そうすれば、土地を破壊することも、凍った湖の氷を割って愛車を沈めてしまうこともないだろう。

本件についてFCAから米国版Autoblog編集部に以下のコメントが届いたのでお伝えしよう。

「ジープ・ブランドおよびFCAは、同社の車両が合法的かつ責任ある方法で利用されるよう支援するために、連邦/州/地方自治体、そしてトレッド・ライトリー(Tread Lightly:非営利レクリエーション組織)やアクセス・ファンド(Access Fund:クライミングエリアの開放と維持、および環境保持に取り組む、全国規模の非営利団体)を含む世界中の団体組織と協力し、車両のオフロード性能を証明するにあたっては、彼らのガイドラインに従っています。また、ジープ・ブランドが車両のオフロード性能をデモンストレーションする際には環境アセスメントを実施しています。

このビデオに映っている車両が走っているのは、季節によって水流が現れる、指定された郡道です。そして、その映像にはジープのブランド哲学と一致する同車の走行性能がまさしく描かれています。

その他、ジープ車両の性能を示すデモンストレーションは、オートショーや体験イベントで開催する同ブランドのCamp Jeepで行われています」




By REESE COUNTS
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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