ボディやホイールを常にキレイにしておかなければならないという義務はないが、クルマのウィンドウをキレイにしておくことは運転する人の義務である。汚れた窓ガラスは運転時の視界が妨げられ、安全に関わるからだ。とはいえ、ウィンドウ・ウォッシャー液を噴射してワイパーを動かしたり、ポロ雑巾でガラスをゴシゴシ擦っても落ちない汚れは少なくない。クルマをキレイする方法をその道のプロが伝授するビデオ・シリーズ『Autoblog Details』から、今回は路上でガラスにこびり付いた汚れを、簡単な道具だけでキレイに落とすコツをご紹介しよう。

【ビデオ】フロントガラスに付着した汚れを落として視界をキレイに! 簡単で効果的な方法をプロが伝授!
必要なものはこちら。

・スクレーパー
・毛足の短い窓拭き用タオル
・マイクロファイバータオル
・ペーパータオル
・ガラスクリーナー
・撥水剤



クルマのウィンドシールド(風防、つまり窓ガラスのことをクルマ用語ではこう言う)はあらゆる汚れの原因に晒されている。昆虫の死骸、砂埃、雨、油分、小石、そして劣化したワイパーのゴム自体も。定期的に点検し、汚れを落とすのは安全のために必須の作業だ。



まずはワイパーをガラス面から持ち上げておこう。次に、ガラスクリーナーを気前よくたっぷりと吹き付ける。これがスクレーパーを潤滑する役目を果たすからだ。そう、ガラス面のしつこい汚れを落とすには、雑巾やタオルではなく、スクレーパーが有効だ。柄を延長すれば力が入れやすくなる。



ガラスというのは非常に硬いので、鋭利な刃を使って効率よく汚れを落とすことができるわけだが、ガラス面に刃を当てる角度には気を付けること。ガラスクリーナーで滑らせながら、45度の角度で当て、下から上に真っ直ぐ擦って汚れを削ぎ落とす。平行に少しずつ位置を変えていき、細かく何度も上下させるのがコツだ。

これでこびり付いた虫の死骸や道路のタールなども手早く落とすことができるはず。これらの汚れがこびり付いていると、ワイパーのゴムはその上を撥ねてしまいガラス面に密着せず、それによって視界に水の筋が残ってしまう。

クルマの反対側に回り、ガラス面のもう半分も同じように繰り返そう。


ガラスの全面に付着した汚れを落とし終わったら、もう一度ガラスクリーナーを吹き付け、乾いた毛足の短いマイクロファイバータオルで拭き取り、それからすぐに普通のマイクロファイバータオルでもう一度ガラスを磨く。水は残さずに拭き取らないと、乾く際にウォータースポットとなってしまうからだ。


ワイパーは持ち上げたまま、使い古したマイクロファイバータオルかペーパータオルにガラスクリーナーを吹きかけ、それを親指と人差し指で摘むようにして、ワイパーのゴムに付いている汚れをゆっくりと拭き取ろう。固まった砂埃などを落とせばワイパーの水切り効果も上がるし、ゴムも長持ちする。ベタベタした黒い汚れがタオルに着くはずだ。


もっとも、この時にワイパーを確認して、ゴムが劣化していたり、ワイパーの先から剥がれていたら、ワイパーブレードまたはゴムの交換が必要だ。

雨や悪天候時の視界を向上させるため、仕上げに撥水剤を塗っておこう。



今回の作業で使うものは、安価で基本的な道具をいくつかのみ。それだけで、雑巾や新聞紙やペーパータオルで拭くよりも、効果的にウインドシールドをキレイにすることができる。次回は帰宅時に眩しい思いをしないように、ガラスの内側もキレイにする方法をご紹介しよう。

クルマ磨きのプロ、ラリー・コシラが愛車をキレイにするコツを教える『Autoblog Details』。次回もお楽しみに。



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