【ビデオ】日本企業のアスパークによる電動スーパーカー「OWL」が、0-100km/h加速で2秒以下を達成!
昨年のフランクフルト・モーターショーで、我々は日本企業のアスパークが製作した新たな電動スーパーカー「OWL」を初めて目にした。他の新興メーカーが発表する多くの電動スポーツカー同様、このクルマにも魅力的なスタイリングと企業による豪快な自己主張が混在していた。資料には0-100km/h加速がわずか2秒と記載されていた。そして先日アスパークは、OWLが実際に走行する様子を捉えた2つの映像を公開した。走行は2回行われ、その両方において0-100km/h加速2秒以下という新たなベンチマークとなるタイムを達成したという。1つ目の映像では1.87秒を、2つ目の映像では1.92秒をそれぞれ記録している。これは2代目テスラ「ロードスター」とほぼ同じタイムだ。



フランクフルトでの初公開の時と変わらず、我々は今もOWLに対して健全なレベルの懐疑心を抱いている。まず、我々は実際に走行中のスピードメーターや速度記録計の映像を見ていない。また、テストが行われた場所がクルマを100km/hまで急加速した後で停止させるには妙に狭いように思われる。倉庫の裏にある駐車場のように見えるが、主張されている偉業が達成されていたとしても、短い直線しか取れない狭い駐車場で、草が生い茂る山の斜面に向かって高速でクルマを走行させる様子に不安を覚えた。

懐疑心を持ちつつも、我々はOWLの全てを否定している訳ではない。これらの映像によって同社が実際に走行できるプロトタイプを少なくとも1台は保有していることが証明されたうえ、初公開からわずか数ヶ月後にそれを発表できるということに感動を覚えた。それに引きかえファラデー・フューチャーは散々だ。今回の映像の中でOWLのパフォーマンスを確実に証明できるものは確認できなかったが、実走するクルマが存在することは確かに証明された。総合すると、我々はOWLというクルマを慎重ながらも楽観的に見ており、同社が今後も引き続き今回のような映像や情報を公開していくのであれば、不安の種は徐々に解消され、そのパフォーマンスと技術に対する信用が増していくだろう。果たしてテスラとどちらが先に、0-100km/h加速2秒以下のクルマを市場に送り出すことができるだろうか。OWLの今後を楽しみに見守ることにしよう。




By JOEL STOCKSDALE
翻訳:日本映像翻訳アカデミー