メルセデス・ベンツ、新型「Gクラス」の高性能モデル「メルセデスAMG G 63」を発表!
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先月の北米国際オートショーで、メルセデス・ベンツは1979年の初登場以来、初めて全面的に刷新された新型「Gクラス」を発表した。となると、人々が「G 500」の次に期待するのは、アファルターバッハから送り出される高性能版「メルセデスAMG G 63」だろう。快適性や燃費、運動性能が向上していることは既に分かっている。だが、それ以上に我々が望むのは、より魅力的なクルマになっているということだ。

Mercedes-AMG G 63. Exterieur: designo mysticweiß bright, Exterieur-Edelstahl-Paket;Kraftstoffverbrauch kombiniert: 13,2 l/100km; CO2-Emissionen kombiniert: 299 g/km*  Mercedes-AMG G 63. Exterior: designo mysticwhite bright, Exterior-Stainless steel-Packet;Fuel consumption combined: 13,2 l/100km; CO2-emissions combined: 299 g/km*
AMGの名前が付く全てのモデルには、大きくて強力なエンジンが搭載される。新型メルセデスAMG G 63に搭載されるのは、「メルセデスAMG GT R」から「メルセデスAMG C 63」まで各モデルに採用されている4.0リッターV8ツインターボのバリエーションで、最高出力585ps/6,000rpmと最大トルク850Nm/2,500-3,500rpmを発生する。他のAMGモデルと同様、2基のターボチャージャーはV型シリンダーバンクの内側に配置されていることでターボのスプールが速く、シリンダーを休止させる気筒休止機能によって燃費も改善されている。

そのパワーは9速オートマチック・トランスミッションを介して4輪すべてに送られる。4輪駆動システム「4MATIC」のトルク配分は前後40:60と後輪寄りで、先代の50:50に比べ、オンロードにおける敏捷性と加速時のトラクションを高めている。もちろんオフロード性能も軽視することはなく、4輪駆動のロー・レンジと3つのディファレンシャルロックは先代から受け継がれている。

新型G63は0-100km/hまでわずか4.5秒で加速し、5.5リッターV8ツインターボを積む先代より0.9秒も速くなった。最高速度はリミッターにより220km/hに制限されるが、ドライバーズ・パッケージ装着車では240km/hまで引き上げることが可能だ。四角い形をした物体にしては驚異的な数値と言える。

Mercedes-AMG G 63. Exterieur: designo mysticweiß bright, Exterieur-Edelstahl-Paket. Interieur: designo Leder macchiatobeige;Kraftstoffverbrauch kombiniert: 13,2 l/100km; CO2-Emissionen kombiniert: 299 g/km*  Mercedes-AMG G 63. Exterior: designo mysticwhite bright, Exterior-Stainless steel-Packet. Interior: designo leather macchiato beige;Fuel consumption combined: 13,2 l/100km; CO2-emissions combined: 299 g/km*
AMGがチューンしたモデルであれば、当然ながらエンジンだけでなく、サスペンションやシャシーにも手が入れられている。先代のAMG G 63は、見た目は魅力的だがハンドリングは市場で最悪なクルマの1つだった。新型では、フロントアクスルがソリッドではなく、初めて独立懸架となった。リアは5リンク式で、4輪ともコイルスプリングを備える。さらに他のAMGモデルと同じく、「Comfort」「Sport」「Sport+」という3つのモードから選べるアダプティブ・ダンパーが装備されており、「DYNAMIC SELECT」と呼ばれるドライビング・モードは、オンロードでは「Slippery」「Comfort」「Sport」「Sport+」そして自由に組み合わせられる「Individual」を加えた5種類、オフロード用としては「Sand「Trail」「Rock」の3種類から選択できる。 速度感応型電気機械式パワーアシストが付くステアリングはギア比可変式になり、AMGによればレスポンスが向上しているというが、先代から向上させるのは難しいことではない。サスペンションと同様、ステアリングにも「Comfort」と「Sport」というモードがあり、パワーアシストの設定を変更できる。

Mercedes-AMG G 63. Exterieur: designo mysticweiß bright, Exterieur-Edelstahl-Paket, AMG Stoßfänger nicht in allen Märkten verfügbar.;Kraftstoffverbrauch kombiniert: 13,2 l/100km; CO2-Emissionen kombiniert: 299 g/km*  Mercedes-AMG G 63. Exterior: designo mysticwhite bright, Exterior-Stainless steel-Packet, AMG front bumper not in all markets available;Fuel consumption combined: 13,2 l/100km; CO2-emissions combined: 299 g/km*
新型G 500と同様に、新型G 63も見間違えることなくGクラスと分かるだろう。ジープ「ラングラー」もそうだが、デザインについてはそのイメージが非常に強く浸透しているため、大きく変えることは難しい。新型G 63もAMGの伝統を受け継いでいる。つまり、大径ホイールを履き、クロームの装飾が増え、フロント・バンパーはアグレッシブさを増している。AMG GT Rにインスパイアされたフロント・グリルはわずかカーブを描く。Gクラス特有のサイドを向いたエキゾースト・チップは健在で、今後も間違いなくV8の排気音を周囲に鳴り響かせるだろう。

Mercedes-AMG G 63. Exterieur: designo mysticweiß bright, Exterieur-Edelstahl-Paket;Kraftstoffverbrauch kombiniert: 13,2 l/100km; CO2-Emissionen kombiniert: 299 g/km*  Mercedes-AMG G 63. Exterior: designo mysticwhite bright, Exterior-Stainless steel-Packet;Fuel consumption combined: 13,2 l/100km; CO2-emissions combined: 299 g/km*
他にもこのAMGモデルには、フェンダーの"V8 BITURBO"のバッジや、広げられたホイールアーチ、真っ赤なブレーキ・キャリパーといった特徴があり、22インチのホイールも用意される。「AMGナイトパッケージ」では、ヘッドライト、テールランプ、ウインカー、リア・ウィンドウにスモークが施され、ドアミラー、スペア・ホイールのリング、バンパーの色がオブシディアンブラックとなる。21インチまたは22インチのマットブラックのホイールもこのパッケージに含まれる。早期購入する顧客なら「エディション1」パッケージも選ぶことができる。ボディ・カラーはグラファイトグレーのストライプが入ったdesigno ナイトブラックマグノで、ミラーカバーには赤のストライプが入る。

Mercedes-AMG G 63. Exterieur: designo mysticweiß bright, Exterieur-Edelstahl-Paket. Interieur: designo Leder macchiatobeige;Kraftstoffverbrauch kombiniert: 13,2 l/100km; CO2-Emissionen kombiniert: 299 g/km*  Mercedes-AMG G 63. Exterior: designo mysticwhite bright, Exterior-Stainless steel-Packet. Interior: designo leather macchiato beige;Fuel consumption combined: 13,2 l/100km; CO2-emissions combined: 299 g/km*
インテリアにはメルセデス・ベンツのタッチがそのまま現れており、クロームとレザー、カーボンファイバーが室内を全面的に覆っている。オプションのワイドスクリーン・コックピットでは、運転席の前に12.3インチのスクリーンが2つレイアウトされ、メーターは大きくデジタル表示される。なお、エディション1パッケージでは、ダッシュボード、センター・コンソール、ドア・パネル、リア・シートに赤いステッチが刻まれ、フロント・シートは赤と黒のナパレザー張りにダイヤモンド・ステッチ仕上げとなる。

新型G 63は3月6日に開幕するジュネーブ・モーターショーで初公開され、欧州では6月に発売となる予定だ。


By David Gluckman
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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