インディカー、シールド型保護デバイス装着マシン走行テストをライブ中継。2月10~11日フェニックス合同テストにて
インディカーが、コクピット保護シールドを装着したマシンの初走行テストを実施します。これはこの週末にアリゾナ州フェニックスで2日間にわたって行われる合同テストに合わせてのもの。またこのテストはインターネットでライブストリーミングされます。

インディカーでは2015年にポコノ・レースウェイでマシンからのデブリがジャスティン・ウィルソンのヘルメットを直撃しその生命を奪ういたましい事故が発生しており、対策としてのシールド開発が急務とされています。そのため戦闘機のキャノピーに用いられる技術を使った独自のシールド形コクピット保護機構を開発中で、これまでにシールドを装着したシミュレーターを使ってドライバーの視界への影響を確認する作業が進められていました。

ただ、実際のサーキット走行においては、他車からのオイルやピッチがシールドに付着し視界が悪くなる可能性も指摘されています。このあたりがどうなるか、また日没の時間帯や夜間走行での照明の影響、ドライバーが緊急脱出する際の邪魔にならないかといった細かい部分もなどもテストでは確認されるはずです。

F1やF2などが採用した"ハロ"はその外観の醜悪さでファンの不興を買っています。インディカーは見た目も重視した上でシールドの開発をすすめているとしており、その効果が目論見どおり発揮されるのを願うばかりです。


今週末にフェニックスで行われる2日間のテストでは、計4回のセッションがインディカーによってライブストリーミングされます。このテストでは従来のターン1の固定カメラに加えて、ピットで各チームやドライバーにインタビューする2台目のカメラを持ち込むとのこと。

2月5日にソノマで行われたテストでは続々と新しいエアロキットに新しいカラーリングをまとった各チームのマシンが登場しています。ドライバーとマシンカラーの組み合わせを覚えるためにも、フェニックステストのライブ中継は視聴しておくと良さそうです。ライブ中継日時は日本時間で2月10日および11日、両日とも5~8時、10~13時の合計4セッションです。

インディカーの2018年シーズンは、3月9~11日のSt.ピーターズバーグで開幕、全17レースが予定されています。今週末のテストが行われるISMレースウェイのフェニックスグランプリは第2戦に組み込まれており、4月6~7日に開催されます。


■関連リンク
インディカー ライブストリーミング

http://racecontrol.indycar.com/


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