【噂】ホンダがかつて北米で販売していた「パスポート」の名前が、新型ミッドサイズ・クロスオーバーとして復活!?
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ホンダが北米で販売していたSUV「パスポート」に、再び復活の噂が上がっている。自動車メディア『Automotive News』が伝える最新の噂によると、ミッドサイズで2列シートの新型クロスオーバーSUVに、その名前が使われるというのだ。新型パスポートは「パイロット」のプラットフォームを短縮したものをベースに開発されており、2019年の発売に間に合うように、今年11月末から始まるLAオートショーで発表される予定であると、匿名の情報筋が語った話として同メディアは報じている。パイロットがベースになるという説を疑う要素は何もない。そのプラットフォームを使えば、広い車内空間を作り出すことも、V6エンジンの搭載も簡単になるからだ。

ホンダによる新型ミッドサイズ・クロスオーバーについての噂を耳にするのはこれが初めてではない。米国の自動車業界情報メディア『WardsAuto』は昨年4月、同様のサイズの新型クロスオーバーが今年の秋に登場すると報じていた。また、米国の自動車メディア『Car and Driver』は少し前に、ホンダが再び"パスポート"の商標登録を申請したことを発見しており、今回の『Automotive News』による記事と合わせて考えると、ホンダのミッドサイズ・クロスオーバーが近々登場し、その名前がパスポートとなる可能性は高いと思われる。これについてホンダの広報担当者に尋ねたが、回答は得られなかった。

現在のところ、新型パスポートとして仮想されているクルマには、有効なビジネス・ケースもある。ホンダはサブコンパクト・クラス市場向けに「HR-V」(日本名「ヴェゼル」)、標準的なコンパクト・クラスとして「CR-V」、そしてフルサイズ3列シートのSUVにはパイロットを揃えているが、CR-Vとパイロットの間に空きがあるのだ。そして今のところ、2列シートのミッドサイズ・クロスオーバー市場は比較的競合が少なく、フォード「エッジ」日産「ムラーノ」ヒュンダイ「サンタ フェ スポーツ」くらいのものである。

さらにパスポートという名前は、ホンダの現行クロスオーバー・ラインアップにぴったりとも言える。旅行をテーマにした名称ということでパイロットとは共通性があるし、どちらも"P"で始まる。また、独自の命名体系を持っている小型のHR-VやCR-Vとも区別化できる。サイズによるグループ分けを明確にすることにも役立つだろう。妙なのは、そもそもいすゞ「ロデオ」のOEM車であったパスポートの名前を敢えて使うということくらいだが、多くの人はそんなことを気にしないか、あるいは覚えてさえいないに違いない。


By JOEL STOCKSDALE
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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