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今年も米国アリゾナ州スコッツデールで開催されたバレットジャクソン・オークションでは、素晴らしい自動車芸術の数々が高値で落札された。


今月14日に北米国際自動車ショーでデビューしたばかりのフォードマスタング・ブリット」は、1968年に公開された映画『ブリット』の50周年を記念する特別仕様車だ。その生産第1号車には30万ドル(約3,300万円)という新車の「マスタング」としては驚異的な高い値が付けられた。収益金は、映画で主演したスティーブ・マックィーンが通っていた米国カリフォルニアにある問題のある子供のための学校「Boys Republic」に寄付される。

週末に高値を記録したその他のクルマは以下の通り。


2015年型ポルシェ「918スパイダー」は、143万ドル(約1億4,300万円)で落札され、今回のオークションの最高値を記録した。


1952年型フェラーリ「212エウローパ」(記事トップの写真)と、かつてモーターショーでシボレーの展示物として使用されていた1965年型「コルベット」のカッタウェイ・モデルは、両車とも110万ドル(約1億2,000万円)の値が付いた。


・2台のプジョー「205 T16 ラリー・プロトタイプ」は、それぞれ18万7,000ドル(約2,050万円)と、14万6,300ドル(約1,610万円)で落札された。


1958年型シボレーのカスタム「3100ピックアップ」は19万8,000ドル(約2,180万円)、2018年型ダッジ「デーモン」は15万9,500ドル(約1,755万円)、1951年型キャデラックのカスタム・クーペは15万700ドル(約1,658万円)の値が付けられた。


同オークションでは、ジョージ・W・ブッシュ元米国大統領が、人気司会者で自動車エンスージアストとして知られるジェイ・レノと共に競り台に立ち、アメリカ同時多発テロ(911)後の兵士とその家族の市民生活への移行を助けるGeorge W. Bush Presidential Center の「Military Service Initiative」のためのチャリティとして、2018年型シボレー「コルベット カーボン 65エディション」のオークションを手伝った。ゼネラルモーターズ(GM)が、650台生産されたうちの1台である同車を寄付し、140万ドル(約1億5,200万円)で落札された。

さらに以下のクルマもチャリティ活動のための収益金を集めた。


リキッド・ブルーの2017年型フォード「GT」は、ノースカロライナ州の自閉症協会IGNITEプログラムに250万ドル(約2億7,500万円)を集めた。


1988年型シボレーの35周年記念エディション・コルベットはアメリカ心臓協会(AHA)に35万ドル(約3,850万円)の収益金を上げた。


2019年型「コルベット ZR1」の生産第1号車は、911で多くの人命を救うために命を捧げたニューヨーク市消防士ステファン・シラーの英雄的行為に対して設立された「The Stephen Siller Tunnel to Towers Foundation/Building for America's Bravest」に92万5,000ドル(約1億200万円)の収益を上げた。


・世界初の"運転できる材木自動車"、「パイオニア・シダー・ロケット」は1776年にまで遡るベイスギで作られた完全電気自動車だ。同車は3つのチャリティ活動へ35万ドル(約3,850万円)を集めた。


・おそらく、この週末に出品された最も珍しいクルマは1969年型キャデラック「カープール・ド・ヴィル」だろう。キャビンは1,400リッターのファイバーグラス製バスタブに改造されており、V8エンジンによって水温を43度まで温めることができる。2万6,400ドル(約290万円)で落札された。

By SVEN GUSTAFSON
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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