キャデラックCEO、自社製品のことは棚に上げApple CarPlayを「ひどくダサい」とこき下ろす
車載インフォテインメントとコネクティビティ技術が発達した今、自動車メーカーとハイテク企業はこぞって独自のインターフェイスを創り出しているが、その出来栄えは様々だ。中でもある製品はキャデラックのヨハン・デ・ナイシェンCEOを相当苛立たせたようで、公に愚痴をこぼすに至っている。Yahoo!ファイナンス(米国版)とのインタビューで同CEOは、Googleの「Android Auto」と共に車載インフォテインメントの二大勢力となっているAppleの「CarPlay」について数々の苦言を呈したのだ。

デ・ナイシェンCEOによると、その将来の可能性については承知しているとしながらも、CarPlayは「ひどくダサい」と言い放った。「マップ」アプリの音声案内ナビが高速道路で反応が遅すぎる、アプリ間の移動がスムーズでない、音声コントロール時の"妙なクセ"など、自身が感じた問題点を挙げている。

CarPlayが完璧だとは言うつもりはないが、それにしてもこれほど注目を浴びる形で、しかもキャデラックのCEOから難癖をつけられるほどではないだろう。というのも、米国版Autoblog編集部内で同社のインフォテインメント・システム「CUE(キャデラック・ユーザー・エクスペリエンス)」の評判は芳しくないからだ。同社は新バージョンのCUEを発表し、我々が指摘した問題に対処したようだが、その市場への展開の仕方が適切だったとは言い難い。他社のインフォテインメントをこき下ろす前に、自社システムをしっかりと作って欲しいとデ・ナイシェンCEOには申し上げておこう。


By JOEL STOCKSDALE
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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