2017年に第101回インディアナポリス500マイルレースを制した佐藤琢磨が、北米国際オートショーが開催されているデトロイトにて個人用のボルグ・ワーナー・トロフィー、通称「Baby Borg」を贈呈されました。アンドレッティ・オートポートのマイケル・アンドレッティもチーム向けのトロフィーを受け取っています。

この"ちびボルグ"は、ドライバーの身長に合わせて特別にしつらえられ...たわけではなく、毎年インディ500チャンピオンとそのチームに贈られるもの。大きさは35cmほどながら重さは約2.3kgあり、101回の歴史の重みを程よく感じられるサイズとなっています(Baby Borgが送られるようになったのは1988年から)。

その表面には正式なボルグ・ワーナー・トロフィーのような勝者の顔はないものの、優勝者の名前や勝利年度などが刻まれており、これもまた世界にひとつの貴重なトロフィーと言えるでしょう。



トロフィーをどこに置くのかと聞かれた佐藤は「まだ決めていません。インディアナポリスに置くかもしれないし、日本かも知れない。肌身離さず持っているかも」と喜びを込めてコメント。一方、マイケル・アンドレッティは「私が(近年いつも)寒い冬のデトロイトに来るのは、これのためだよ」と貫禄の一言でした。

アンドレッティのチームはここ数年のインディ500で抜群の強さを誇っています。マシンのエアロキットが一新される2018年についても「我々は一生懸命働いているので、うまくいけば競走相手より良い成績を残せるだろう」と自信をのぞかせました。

佐藤琢磨は、2018年シーズンはレイホール・レターマン・ラニガンレーシングに移籍し、マイケルにとっては「競走相手」になります。佐藤としては2012年に在籍したチームへの復帰であり、新たな目標である「500連覇」と「シリーズチャンピオン」を目指して、アンドレッティ軍団やほかの強豪チームと戦うことになります。

2018年のインディカーシリーズは3月11日にSt.ピーターズバーグで開幕。全17戦の内訳はオーバル6レース、常設サーキットが6レース、そして市街地サーキットが5レース。

今年も注目の第102回インディアナポリス500マイルレースは、5月27日に決勝レースが開催されます。


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