レクサスがフラッグシップ・クロスオーバーのコンセプト「LF-1 Limitless」を発表
Related Gallery:Lexus LF-1 Limitless Concept: Detroit 2018

これはドレスアップしたトヨタランドクルーザー」ではない。2020年には、ほとんど全ての自動車メーカーが各種サイズのクロスオーバーを販売しているであろう趨勢の中、レクサスは南カリフォルニアにあるトヨタのCalty Design Researchが手掛けた新型コンセプトカー「LF-1 Limitless」を公開した。レクサスが「フラッグシップ・クロスオーバー」と称する同車は「RX」の上位に位置づけられ、「GX」や「LX」といったトラック寄りのSUVよりも洗練されたクルマとなっている。


このコンセプトカーがシャープな印象を醸し出している理由の1つには、金属を鍛造した日本刀がデザインの源泉となっていることが挙げられるだろう。近年のレクサスのフロントエンドを特徴づけてきたスピンドルグリルは立体化され、周囲にクロームではなくLEDライトを配置したデザインは映画『スター・ウォーズ』の宇宙船が超空間に突入する様子を模しているかのようだ。細部では、レクサスのロゴを模ったテスラ風の格納式ドアハンドルや、中央部で分断されたルーフスポイラーが目を引く。ドアミラーは装備せず、リアビューはオートバイのミラーのように計器パネル両脇のスクリーンに表示される。


Related Gallery:Lexus LF-1 Limitless concept

超空間のテーマはインテリアにも共通している。穿孔加工のドア・トリム越しに光が取り入れられる様子は夜空に輝く星を想起させる。ムーンルーフの下にはテーマに調和した白いレザー張りの独立式シートが4つ設置され、スタートボタンを押すと選択中の運転モードに応じた光のショーが始まる。ほとんどのアナログ式スイッチは、タッチセンサーやモーション・コントロールに置き換えられ、パワートレインの操作系はステアリング・ホイール上に集約されいる。


動力源は特定されておらず、複数のパワートレインが想定されているようだ。レクサスは2025年頃までに全モデルを何らかの形で電動化すると述べており、もし市販化されるとしたら、パワートレインにはガソリン・エンジンのほか、ハイブリッドやプラグイン・ハイブリッド、さらにはバッテリー式電気モーターや水素燃料電池の搭載も考えられる。

このクルマには、目的地までの運転操作を車両側が担うショーファーモードが搭載されていおり、第4の次元として時間の概念が導入されたナビゲーション・システムは、交通の状況に応じて道中の給油停車や休憩を提案できるという。ナビゲーション・システムには地図の表示だけでなくコンシェルジュのようなサービスが求められているというのがレクサスの考え方だ。


By Antti Kautonen
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

Related Gallery:Lexus LF-1 Limitless Concept: Detroit 2018


■関連動画