マクラーレン、「570GT」のハンドリングを「570S」と同等に引き上げる「スポーツパック」を新たに設定
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やはりマクラーレンは妥協を好むメーカーではないようだ。昨年発表された「570S スパイダー」は開閉式ルーフを装備するものの車両重量はクーペより僅かに重くなった程度で、ほぼ同等のパフォーマンスを実現していた。そして今回、長距離旅行にも最適なモデルとして快適性と実用性を高めた「570GT」に、そのハンドリングを「570S」と同等に引き上げる「スポーツパック」を設定すると発表したのだ。

570GTの新たなオプションとして用意されるスポーツパックの価格は85万2,000円(日本における消費税込み価格)と決して安くはないが、クルマ1台に自ら望んで2,000万円以上も払えるオーナーを恐れさせるような金額ではないだろう。この値段を追加することで、マクラーレンは570GTのステアリングラック、ダンパーのアクチュエーターとアップライト、そしてスタビリティ・コントロールやドライブモードの設定を、570Sクーペと同じに変更してくれる。タイヤも(グリップ力より静粛性を優先した570GT専用タイヤに替えて)ピレリPゼロが組み合わされる。また、今回から570GTにもカーボンセラミック製ブレーキ・ディスクが標準装備となった。これなら大きく膨らんだ財布以外の物も積める570GTの荷室の広さはそのままで、570Sクーペとそれほど差のないドライビング・エクスペリエンスが得られるはずだ。ただし車両価格は少し値上がりして、2,810万円からとなっている。

570GTにはスポーツパックの他にも、ドライバーが色の濃さを任意で調節できるエレクトロクロミック・パノラミック・ルーフや、5種類の新しいデザイン・エディション・パックがオプションとして新たに導入された。そして2018年モデルでは、全ての「570」シリーズで、オプションのリアビューカメラを装備するとインストルメント・ディスプレイの中央にその画像が表示されるようになっている。また、570S スパイダーで導入された新しいカラーやトリムが、他の570でも選べるようになった。


By JOEL STOCKSDALE
翻訳:日本映像翻訳アカデミー
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