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よほどクロスオーバーは儲かるらしい。そこでBMWはできるだけ多くのセグメントで儲けを生み出そうと決めた。2000年に発売された「X5」を皮切りに「X3」、「X6」、「X1」、「X4」と展開し、さらに今回、コンパクトでスタイリッシュなXシリーズの最新モデル「X2」を発表した。X2はX1をベースにX4やX6と同じ基本公式に則ったクルマで、ファストバックのルーフライン、ショートオーバーハング、そして力強いラインを特徴としている。


X2は低い全高に関わらず、X4やX6よりもずっと伝統的なSUVに近く見える。さらに言えば、全体的なプロポーションと、SUVとしては比較的低い車高は、少しだけ地上高を引き上げたハッチバックのようでもある。我々の目には、いびつなプロポーションで中途半端な形状となったX2の大きな兄弟車たちよりも、X2の方がずっとハンサムに見える。X2のサイズは全長4,360mm × 全幅1,824mm × 全高1,526mmと、既に低いX1よりさらに72mm低く、79mm短く、3mmだけ幅広い。2,670mmのホイールベースは共通だ。


ボディカラーは画像のガルバニック・ゴールドを含む11色が設定され、グレードによってサイドスカートやホイールアーチにブラックまたはグレイのトリムが付く。これはX2を実際よりも車高が高く見せるためだ。ヘッドライトはハロゲンが標準だがフルLEDもオプションで選べる。テールライトとデイタイムランニングライトは標準でLEDとなる。ベース・モデルのホイールは17インチ。オプションで18または19インチに変更できる。「Mスポーツ」および「Mスポーツ X」は19インチが標準で、20インチもオプションで設定される。


インテリアはX1とほとんど同じ。スタイリッシュだが、BMWが長年採用し、洗練させてきたデザインだ。ダークな色のダッシュボードやドアパネルと分けるために、様々な色や素材を使用した水平基調のパネルがコクピットを取り囲む。「Mスポーツ X」モデルには専用のトリムとパドルシフト付Mステアリング・ホイールが備わる。荷室容量は470〜1,355リッター。ちなみにX1は505〜1550リッター。全長が30cm以上も長いX4は500〜1400リッターだ。ルーフラインの影響がどれほど大きいか分かるだろう。


X2にはBMWの「iDrive」インフォテインメント・システムが標準装備される。ベースモデルは6.5インチのディスプレイを搭載。ナビゲーション・システムをオプションで選択した場合、8.8インチにアップグレードすることもできる。フルカラーのヘッドアップ・ディスプレイもオプションで装備可能だ。ドライビング・アシスタンス・パッケージには、レーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、スピード・リミット・インフォ(速度制限標識表示)、オートマチック・ハイビーム、前車接近警告機能と衝突回避・被害軽減ブレーキが含まれ、さらにオプションでアクティブ・クルーズ・コントロールも装備できる。


パワートレインはX1と基本的に共通。2.0リッター直列4気筒のガソリンまたはディーゼル・エンジンをフロントに横置きする。ガソリンの「BMW X2 sDrive20i」は最高出力192psと最大トルク280Nmを発生し、7速デュアルクラッチ式トランスミッションを介して前輪のみを駆動。ディーゼルの「BMW X2 xDrive20d」は最高出力190psと最大トルク400Nm、「BMW X2 xDrive25d」は同じ2.0リッターの排気量ながら最高出力231psと最大トルク450Nmを発揮する。どちらも8速トルコン式オートマチック・トランスミッションと4輪駆動の組み合わせとなる。さらに遅れて3気筒ガソリン・エンジンを搭載する「X2 sDrive18i 」や、4気筒ガソリンで4輪駆動の「X2 xDrive20i 」、そして最高出力180psのディーゼル「BMW X2 xDrive18d」および「BMW X2 sDrive18d」が追加される予定だ。

BMW X2は、欧州では2018年3月に発売予定。価格は発表されていないが、同じパワートレインのX1(日本ではX1 sDrive18iが406万円から)より少し高く設定されるだろう。


By REESE COUNTS
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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