Related Gallery:YAMAHA MOTOROiD: Tokyo Motor Show 2017

第45回東京モーターショーより。ヤマハ発動機が転ばないバイクMOTOROiDを発表しました。2輪なのに自立したままその場で停止、バックもできるのが最大の特徴。さらにライダーを顔認識し、ジェスチャーや音声コマンドによる操作も可能です。


自ら直立し、歩くような低速で自律走行できるバイクと言えば、ホンダが開発したRiding Assist技術が記憶に新しいところ。ただ、Riding Assistが前輪を左右に振って自立していたのに対して、MOTOROiDは後輪を捻るような動きで直立姿勢を維持するのが最大の違いです。

この後輪の特殊な動きはさらに、バランスをとる以外にもスタンドを使って駐車した状態から自動で直立状態に移行する動作までも実現しています。これはRiding Assistでは見られなかった芸当です。


「白いモトターミネーター」という表現がしっくり来そうなMOTOROiDですが、当然ながらライダーが乗って走行することも可能です。この場合は、ライダーの腰にそっと触れて振動で応答を返すハプティックデバイスによってマシンとの一体感をも提供するとのこと。
 

第45回東京モーターショーにおけるヤマハが掲げるテーマは「響き合う未来へ」。ここ数年で、かつてはSFの世界の物だった人型ロボットや4脚ロボットの開発が進み、さらに自動運転車の実用化が現実的になるなど、未来がやってきたと実感する場面がいくつも見られるようになりました。そしてバイクの世界ではヤマハが自律走行も可能なMOTOROiD、そして人と同じようにバイクを操縦するMOTOBOTを開発して、われわれに未来を感じさせてくれています。


ここまで来たらもう(数年後ぐらいでいいので)、完成したMOTOBOTがMOTOROiDに乗り、サーキットのピットガレージから誰の助けも受けずにコースインして、しまいにはバレンティーノ・ロッシ相手に壮絶なバトルを繰り広げる内容のお正月特番「バイクロボット二人羽織」の制作、放送に期待せずにはいられません。


Related Gallery:YAMAHA MOTOROiD: Tokyo Motor Show 2017