筆者が新型日産「リーフ」に試乗するために日本へ行った時、同社の社員と話をする機会を得た。日産のグローバル・デザイン担当アルフォンソ・アルベイザ専務は、リーフを中心に据えて未来の電気自動車(EV)を切り拓くビジョンを語ってくれた。日産の開発チームは打倒テスラに意欲的であり、EVをより手頃な価格で一般化させ、EVの民主化を果たしたいと思っているとのことだった。具体的ではないが、アルベイザ氏の口から「他のクルマたち」も登場すると聞いていた。

我々は最近、「他のクルマたち」の1つが分かった。日産「リーフ NISMO コンセプト」だ。そしてもう1つが、下のティーザー・ビデオでシルエットが浮かび上がる、"将来の「ニッサンインテリジェントモビリティ」を体現したコンセプトカー"である。それは米国版AutoblogのJAMES RISWICK記者の言葉を借りれば「膨大なバッテリーを搭載できる広い空間を備えた大型で古臭いSUV風のクルマ」ということになる。

すぐ先の未来をユーティリティ・ヴィークルの勢いが続くと予想するならば、電動クロスオーバーの投入は理に適っている。EVを普及させるなら、最も人気の高い車型で(そしてテスラより安い価格で)販売するのが一番だからだ。ラスベガスで新型リーフに試乗した米国版AutoblogのJOHN PEARLEY HUFFMAN記者は、日産がまだそれを実現していないことを嘆いている。

電気自動車であることに加え、このニッサンインテリジェントモビリティのコンセプトには同社の自動運転技術も期待できる。おそらく、日産の高速道路同一車線自動運転技「プロパイロット」の進化した形が見られるはずだ。また、他の車両や交通インフラとのコネクティビティに留まらず、そのバッテリーを使って家庭や電力系統に供給する(V2hやV2G)技術も採用されているようだ。

日産は「今年の東京モーターショーでは、顧客が最新の未来のイノベーションを垣間見るような多くの興味深いコンセプトカーや市販モデル」を公開すると述べている。来週には会場からその様子をお伝えできるだろう。



By JOHN BELTZ SNYDER
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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