【ビデオ】20世紀最高のスーパーカー「マクラーレン F1」誕生から25年を記念して、ゴードン・マレー氏が設計した当時を振り返る
マクラーレン F1」が発表されてから四半世紀が経ったことを記念して、マクラーレンは同車をデザインしたゴードン・マレー氏が当時の開発プロセスなどについて語った映像を公開した。その中でマレー氏は、異様なまでの速さを誇るF1に纏わる興味深いエピソードの数々を明かしている。例えば中央に運転席があるのは、F1マシンに乗っているような感覚を味わうためだけでなく、当時の他のスーパーカーのように、ペダルに不自然なオフセットが生じないように設計されたからだという。



また、最も面白い話の1つとして、マクラーレン F1の最高速度について語られている。当時、史上最速のロードカーとして登場したことを考えると意外なのだが、開発の時点では性能やスピードの数値目標を一切設定していなかったというのだ。マレー氏は「私はただ工学的見地から可能な限り最高のクルマを造ろうとしただけです」と言う。単にその努力の成果として、マクラーレン F1は最速のクルマとなったのだ。



マレー氏がマクラーレン F1の最高速度の話に触れた時、まさに最高速度を記録した当時の素晴らしい映像が挿入される。同氏によると、マクラーレンは240mph(約386km/h)という記録を達成するためにレブリミッターを解除していたそうだ。実際に、ダッシュボード上に装備されたデジタルの速度計は391km/hという数字に達した。この時、ドライバーのアンディ・ウォレス氏は英国人らしい控えめな表現で「391km/h以上は出せそうにないよ。だけど391だって速い方だろ?」と言っている。

間違いなく一見の価値がある映像だ。




By JOEL STOCKSDALE
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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