デロリアンが空飛ぶ車 DR-7 を開発中。「道路だと?そんなものは要らんのだよ by ドク」が現実に?
 映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART II』の2015年には間に合わなかったものの、空飛ぶデロリアンが間もなく現実のものになりそうです。デロリアンDMC-12を作ったジョン・デロリアンの甥、ポール・デロリアンが設立したデロリアン・エアロスペースが、2人乗りのパーソナルVTOL機 DR-7の開発計画を明らかにしました。


DR-7は前後2つの可変ローターを備えるVTOL機。ひとたび上空へ舞い上がれば、4枚の翼と1枚のウィングレットを備えるプロペラ機として大空を駆けることができます。機体全長は約9m、全幅は約5.6mもあるものの、その翼は折りたためるので(かなり)大きなガレージを持つ家ならそこに格納もできるだろうとのこと。

推進力はすべて電動、航続距離は約193km。目的地まで自動航行するシステムにより、搭乗者は操縦する必要がないうえに操縦士免許もいりません。

デロリアンはすでに2種類の試作モデルを作っているものの、これらは物理・技術実験用のスケールモデルでした。現在はフルスケールの飛行可能な2人乗りプロトタイプを開発中。2018年末までには無人でのテスト飛行を実施する予定です。

 
自動航行するという観点から見れば、DR-7は自家用飛行機というよりは、人を乗せて飛ぶドローンのような扱いになるのかもしれません。ライバルは独Liliumの2人乗りVTOLあたりでしょうか。

Liliumの場合は、同じ電動でも36基もの小型ローターファンを搭載しているため、たとえ1つや2つロータが停止しても墜落する危険はほぼありません。しかしDR-7は大きなローターが2基あるだけ。ローター整備は常に最新の注意を払い、完璧な状態を保つ必要がありそうです。

このあたりは、たとえば何らかの危険に直面した瞬間、自動的にタイムスリップでそれを回避できるような安全機能を用意して欲しいところです。