テスラの新型コンパクトSUV「モデルY」は、やっぱり「モデル3」をベースに開発 マスクCEOが方針を翻す
テスラの収支報告では「モデル3」のオーダー状況やキャッシュバーンについて発表されたが、同社が次に発売を予定しているコンパクトSUVの電気自動車モデルY」についてもわずかながら情報が得られた。

テスラのイーロン・マスクCEOは6月の株主総会で、「モデルS」をベースに「モデルX」を開発したことは"間違い"だったと述べ、モデルYにはモデル3と共通する部分が少なくなると示唆していた。

しかし、今週の報告でマスク氏は「僕を狂気の崖から引き上げてくれた経営陣の忠告に基づき、実際にモデルYをより早く市場へ出すため、モデル3からかなりの共有パーツを使用する予定だ」と、自身の考えを翻した。さらに同氏は、SUVに対する需要に合わせ、モデルYをより迅速に供給することが重要だと語った。

"より迅速"とは、いつなのか? マスク氏は以前に、モデルYは一先ず2019年に公開すると語っていたが、直近の報告でも日付については言及していない。多くのパーツをモデル3と共有することで、モデルYのデビューが当初の予定よりも早まったということを意味するのか、それとも予定より大幅に遅れていたので方針を転換したということなのか、その辺りは不明のままだ。

マスク氏は、モデルY(でも何でも)がモデル3をベースにするということは、「技術的難易度と生産リスクを抑えることになる」と語っている。これはマスク氏が今後も型破りなことは止めるという意味ではない。「僕はまだ、我々テスラは将来的にクレイジーなことをしたいと思っているが、コンパクトSUVを発表する後までは控えるつもりだ」。

モデル3では発売に至るまで苦労したにも関わらず、マスク氏は現在のテスラの立場に満足しているようだ。「先週は本当にストレスを感じたよ」「でも、僕はたぶんテスラに関して今までで一番満足していると本当に思う」と語っている。


By JOHN BELTZ SNYDER
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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