米国の自動車初期品質調査で、多くのユーザーが半自動運転機能に不満を感じていることが明らかに
米国の調査会社J.D.パワー・アンド・アソシエイツが発表した最新の
2017年米国自動車初期品質調査
「2017年米国自動車初期品質調査」で、2つの大きな傾向が明らかになった。人々は起亜に好感を持っていて、自動運転技術にはそれほど関心が無いということだ。少なくとも、最近では多くの新型車に搭載されているアダプティブ・クルーズ・コントロール、衝突回避機能、ブラインド・スポット・ワーニングなどの技術に対する評価は低かった。


全体的に、消費者は現在の新車の品質や性能に対して非常に肯定的な傾向にあり、特に起亜にはそれが多かった。その中で、昨年よりも少しだが不満が増えたカテゴリーがある。それが「装備品/コントロール/ディスプレイ」で、中でも半自動運転機能に関するものだ。

米国のビジネス紙『The Wall Street Journal』は、顧客の不満が増加した問題のうち、34%をアダプティブ・クルーズ・コントロールが占めていることを指摘している。もし、自動車メーカーがこれを見直さなければ、人々は半自動運転機能が搭載されていないクルマを求めるか、あるいはそんなシステムは無効化して自ら運転するようになるだろう。

また、現在の先進運転支援技術による不満は、到来しつつある自動運転の未来に対する人々の気持ちを悪化させることにもつながりかねない。車線逸脱警告システムでさえ不具合があるようなら、完全自動運転なんてとても信じられないと、人々は考えるはずだ。

自動車業界はこの問題が大きくなる前に、技術と意識の両面で改善を図る必要があることは明らかだ。

注:この記事は米国版『Engadget』のDaniel Cooper記者による記事を転載したもの。


By Engadget
翻訳:日本映像翻訳アカデミー