【ビデオ】新型アウディ「A8」のアクティブ・サスペンションは、側面衝突時に乗員を守る機能付き(世界初)!
アウディは、発表を間近に控えた新型「A8」の48V電装システムを使った新技術をさらに明らかにした。先日公開されたエンジンの停止/再始動をスムーズに行う機能に加え、新型A8には48V電源と電気モーターによって駆動する完全アクティブ制御のエレクトロ・メカニカル・サスペンションが装備される。4つの車輪は、モーターで作動するサスペンション・アームに接続され、それぞれ個別に上下させることが可能だ。

これらのモーターはコンピューターによって制御されており、あらかじめ車載カメラが前方の路面情報をチェックして、それに基づいて乗り心地やハンドリングを向上すべく対応する。もし前方の路面に凸凹があれば、その上を通過する前にコンピューターが最適なストローク幅を決定し、アクチュエーターを作動させ、サスペンションが積極的にこれに対応することで、揺れや振動を理論上は完璧に抑えることができるという。コーナーでは外側車輪のモーターが車体の傾きを押さえるために押し上げつつ、内側はタイヤが路面を捉え続けるように押し下げる。発進と停止の際には前後のサスペンションが調節され、車体を水平に保つ。

さらにこのサスペンションには興味深い機能がある。側面からの衝突を事前に検知した場合、乗員を守るために、衝撃を受ける側のボディを最大80mm持ち上げるというのだ。こうすることで、ドアやピラーよりも強度の高いサイドシルやフロアなどの構造体で衝撃が受けられるようになる。これで乗員に掛かる衝撃の負荷は、最大50%も軽減されるという。

この素晴らしい新開発サスペンションや、先日ご紹介したエンジンの停止/再始動をスムーズに行うシステムを搭載する新型A8は、7月11日に正式に発表が予定されている。それまで待てない方は、6月28日に全米公開される最新映画『スパイダーマン:ホームカミング』に一足先に登場するというので、劇場へ見に行こう(残念ながら日本での公開は8月11日なので実車発表後となります)。



By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー