アストンマーティン、「2020年にフェラーリのライバルとなるミドシップ・スポーツカーを発表する」とパーマーCEOが明言
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アストンマーティンは、その魅惑的なモデルのラインアップを、これまでのGTカーからミッドシップのスポーツカーへと拡げようしている。

これはプロジェクト・コード「AM-RB001」としてレッドブルと共同開発したハイパーカー、正式名称「ヴァルキリー」(写真)の話ではない。もっと主力製品となるミドシップ・スーパーカーで、フェラーリ「488」ランボルギーニ「ウラカン」マクラーレン「720S」に対抗し得るモデルのことだ。

アストンマーティンのアンディ・パーマーCEOは、英国の自動車メディア『Auto Express』によるインタビューで将来的な生産プランについて語った際、この新型ミドシップのことも明確に述べている。

『Auto Express』が伝えるパーマーCEOの話によると、その新型ミッドシップはフェラーリ 488GTBのライバルとして、2020年に登場予定であるという。これは同社の2030年まで毎年新型モデルを発表するという計画の一部である。2016年に発表された「DB11」に続いて、今年は新型「V8 ヴァンテージ」、2018年に「DB11 ヴォランテ」と新型「ヴァンキッシュ」、そして2019年に新型クロスオーバーの「DBX」がデビューする予定だ。

さらに2020年の新型ミドシップの後には、高級サルーンの「ラゴンダ1」と「ラゴンダ2」が続き、2023年に主力モデルのDB11が「DB12」へとモデルチェンジする。

パーマーCEOは、ミドシップ・スポーツカーに乗り出す理由について、いくつかの理由を述べている。このセグメントではミドシップが主流と見なされつつあること、理想的な前後50:50の重量配分を実現するのが容易であること、そして価格面でヴァンキッシュとヴァルキリーの間を埋めるモデルが必要であるということだ。

現在、アストンマーティンのフラッグシップ・モデルであるヴァンキッシュの価格は約3,000万円。これに対し、パーマーCEOによれば、ヴァルキリーは250万~300万ポンド(約3.6~4.3億円)という価格になるというから、確かに大きな開きがある。

フロント・エンジンのヴァンキッシュは、フェラーリ「F12ベルリネッタ」が直接のライバルと見なされている。一方のヴァルキリーは、フェラーリ「ラ フェラーリ」やケーニグセグ「アゲーラOne:1」に相当する性能になると見られている。


By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー