ロールス・ロイス、愛好家の依頼を受けて特別に1台だけ製作した「スウェプテイル」を公開
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カスタムビルドのロールス・ロイスが強い印象を与えないはずがない。その最新作が「スウェプテイル」と呼ばれるワンオフ・モデルだ。ロールス・ロイスによれば、このモデルはある愛好家に依頼されて製作したもので、そのデザインは顧客の注文によってボディが製作されていた1920年代のロールス・ロイスに着想を得ているという。



そして出来上がったのが、美しいボートテイルを備える巨大なクーペだ。ガラス製のルーフ越しに降り注ぐ陽光が、贅を尽くしたインテリアを照らす。この特大クーペにはシートがたった2席しかない。後部座席は取り払われ、そこは荷物を置くための木とガラスを組み合わせたシェルフが備わる。車内の至るところには黒檀とパルダオ材で作られたウッドパネルが使われ、そのウッドトリムの暗い色調が、明るい色のレザーによく似合っている。



このスウェプテイルには、スリーブ部分にちょっとした仕掛けが施されている。両サイドのスーサイドドアを開けると、アタッシュケースを収納するプラットフォームが現れるのだ。乗員のラップトップPCを収納できるようデザインされているこのケースは、カーボンファイバー製で、外側が革張り、金具はアルミとチタンが使用されている。両座席の間には冷蔵室が備わり、そこにはクリスタル製シャンパングラスとオーナーが生まれた年のシャンパンが1本入っている。また、トランクには特別に誂えた鞄が収まるという。



このクルマはオーナーのために製作されたワンオフなので、他の人が購入することは出来ないが、現代でもロールス・ロイスには特別なクルマを造り上げる能力と技術があることはお分かりいただけるだろう。大金を積めば、あなた自身のために特別なロールス・ロイスの製作を依頼することだって可能かもしれない。



By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー