【ビデオ】フォード「スーパーデューティー」に禁止薬物を投与した「スーパーラプター」と「メガラプター」!
2017年型フォードF-150 ラプター」は一般人がピックアップ・トラックに求める全てを兼ね備えた、いや、それ以上のトラックだ。しかし、3.5リッター「エコブースト」ツインターボV6エンジンが生み出す最高出力450hp、最大トルク70.5kgmでは物足りないとしたら? あるいは、普通のF-150 ラプターでは在り来たりでつまらないと感じるなら? 米国アリゾナ州ツーソンでフォード製トラックのコンバージョンを専門とするF250R社なら、そんな不満を解消してくれる。フォード「スーパーデューティー」をベースにした同社の「スーパーラプター」と「メガラプター」は、ラプターよりさらに58kgmも強大なトルクを発揮するのだ。

スタンダードな「F-150」がオリジナルのデス・スターだとすると、この2台はデス・スターIIということになるだろう。大型化し、ややラフな印象だが、とてつもなくパワフルになった。ベースとなるトラックは、2005~2016年の間にフォード「F-250」または「F-350」の「スーパーデューティー」として世に送り出されたもの。F250R社はそこから不必要なパーツをことごとく取り去り、ローリング・キャブ(運転席のある「箱」の部分と駆動系の付いたフレーム)だけが残った状態をキャンバスにして、新たな絵を描き始めたのだ。

ボディから張り出したファイバーグラス製のフェンダーが、巨大なタイヤとホイールを覆う。スーパーラプターは40インチ、メガラプターでは46インチと、スタンダードなラプターの35インチ・タイヤを圧倒している。リア・フェンダーには現行型F-150のテールライトを装着、同様にフロント・ボディと一体化したクラムシェル型ボンネットにはF-150のヘッドライトが装備され、グリルはラプターのレプリカだ。アプローチ角を稼ぐため、バンパーは装着されていない。

スーパーラプター、メガラプター共に足回りには前後ともアイコン社製4.5インチのリフトアップ・サスペンションが装備されている。ただし、ショックアブソーバーに関してはアイコン社製のものは固すぎるため、F250R社はビルシュタイン社製5100を採用している。ホイールはスーパーラプターがレースライン社製、メガラプターがMRAP(耐地雷/伏撃防護装甲車)用マルチピースを採用、タイヤはどちらもミシュラン製XZLだ。

Cruisin through Saguaro National Park. MegaRaptor, diesel, feeling the good times.#megaraptor

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「サワロ国立公園をクルージング中。メガラプター、ディーゼル、気分は上々」

サスペンション、ホイール、タイヤの他に、スーパーラプターとメガラプターを別格にしているものは、最高出力440hpと最大トルク127.9kgmを発生する6.7リッター「パワーストローク」ディーゼルV8エンジンだろう。これでもまだ物足りないというのなら、オプションのエキゾースト・パッケージを装着すれば、それぞれ580hpと162.4kgmにまで引き上げられる。

もちろん、これだけのモノとなると決して安くはない。このパッケージの価格は、スーパーラプターが2万5,900ドル(約290万円)、メガラプターは2万9,900ドル(約334万円)で、ベースとなるトラックは別だ。つまり、全部で7万ドル(約780万円)は用意しなければならない。さらにエキゾースト・パッケージ、追加のライト、スペア・ホイールなどを加えれば、金額はますます高くなる。しかし、限られた予算であのラプターの上を行こうなんて、それは無理な相談だろう。






By Reese Counts
翻訳:日本映像翻訳アカデミー