タカタ製エアバッグ集団訴訟、トヨタ・BMW・マツダ・SUBARUの4社が5億5,300万円で和解
米国で18日木曜日(現地時間)に申請された裁判所文書によると、トヨタBMWマツダSUBARUの自動車メーカー4社は、欠陥の可能性のあるタカタ製エアバッグインフレーターを搭載したおよそ1,600万台のクルマのオーナーを対象とする経済的損害の集団訴訟に関して、5億5,300万ドル(約615億円)の負担に応じることで和解した。

和解金は、トヨタが2億7,850万ドル(約310億円)、BMWが1億3,100万ドル(約146億円)、マツダが7,600万ドル(約85億円)、SUBARUが6,800万ドル(約76億円)。Takata Airbag Product Liability Litigationの原告委員会が発表したプレスリリースによると、この和解に向けた資金は、欠陥のあるエアバッグを搭載したより多くのクルマを修理することを目的とするものだという。この記事を書いている時点では、トヨタが31.89%と最もリコール(回収、無償修理)を完了しており、2番目はSUBARUの31.37%。マツダは18.16%、BMWは16.48%となっている。

決済資金の一部は、認識を高めるためのアウトリーチ活動に使用され、その他はクルマの修理をするためのコストが未払いになっている人々を補償するために使われる予定だ。これらのコストには、レンタカーの費用や、保育費、賃金損失、その他クルマを修理に出すのに関連する合理的コストも含まれる。さらに、エアバッグの交換に伴い7万5,000マイル(約12万km)で必要となる可能性のある追加修理や調整に対する費用を和解金で行うカスタマー・サポート・プログラムも設定される。弁護団によると、ホンダ、フォード、そして日産に対する訴訟はまだ和解に至っていないという。

過度の力で爆発し、車両内の金属片が飛び散る可能性のあるタカタ製のインフレーターは、世界中で少なくとも死者16人、そして180人以上の負傷者を出したとして非難されている。この安全面の欠陥のため、十数社の主要自動車メーカーにより、世界で約1億個のインフレーターがリコール対象となった。

注:この記事はロイターのDavid Shepardson記者によるリポートに、AutoblogのJoel Stocksdale記者が詳細を加えたもの。


By Reuters
翻訳:日本映像翻訳アカデミー