Related Gallery:Nissan Factory

前回ご紹介した自宅で大人の工場見学(三菱デリカD:5編)に続いて、今回は日産ノート e-POWER」の製造工程の動画をご紹介しよう。

現行のノートは、九州工場で作られてきたが、九州工場でのSUV生産の増加とe-POWERの登場に伴い、神奈川県横須賀市の追浜工場へ移管された。


製造工程の最初はロール状に巻かれた鉄板を運ぶところから始まる。

鉄板は、専用の金型でプレスされ成型され、余った部分をカットされ、ボディパーツとしてのパネルに加工される。


プレス工程では、ロボットがパネルの運搬などをサポートし、生産能力としては、1時間に約600枚のパネルを作ることが出来る。

プレスされた部品は、溶接の工程へ運ばれ、多数の溶接ロボットによって同時に溶接が効率よく行われている。

新規モデルからの生産ではなく九州からの移管であったことや、ガソリン車とe-POWERとではフロアの形状が異なるので、同じラインで作り分けすることなどが工程を作成する上で難しかったとのことだ。


塗装工程にもロボットが投入されており、一部手作業も加わりながら、精度と効率が高い生産が行われている。

追浜に移管された際には、新しいカラーが採用され、またよりカラーが鮮やかに見えるような工法なども取り入れられ、品質が向上している。


通常、エンジンやオイルタンクなどは車両の下部から装着されているが、e-POWERのバッテリーは、内装のトリムを装着する工程で車内から取り付けられている。そのため、通常とは違う組み立て手順が採用されている。

九州工場の動画では、ウィンドウなどもロボットが装着する工程となっているが、追浜工場では人の手で組み立てられており、工場に合わせた工程に変更されているようだ。


最後は、検査工程。

ガソリン車と電気自動車が組み合わされたようなe-POWERは日産のどの工場でも生産したことがない構造ということで、ガソリン車と電気自動車の両方を組み合わせたような検査が行われている。

最終的には、やはり人の目、人の手、人の耳で1台1台の品質チェックが行われ、ラインから出荷されていく。


出荷後は、工場隣接の港から船積みされ、各地へデリバリーされる。

今回は動画でできる自宅で工場見学をご紹介したが、先日ご紹介した通り、追浜工場の見学者用ゲストホールがリニューアルされているので、チャンスがある方は、一度実際に工場見学へ参加してみると良いだろう。

日産 公式サイト
http://www.nissan.co.jp/


#日産ノート e-POWERのできるまで(追浜工場生産現場から)

【日産】クルマができるまで~最新の生産現場か
EVモーターの製造現場