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スバル「WRX」と「WRX STI」の新型を、より標準的な「インプレッサ」とは時期をずらしてリリースするのが通例だ。後者が2017年型としてフルモデルチェンジしたことは記憶に新しいが、今も昔も高性能4WDセダンの王と言えるWRXは今回、スタイリングにリフレッシュを施すと同時に新たなオプションが用意された。販売開始は数ヶ月後だが、米国仕様の販売価格が明らかになった。



両モデルとも価格は比較的高めに設定されており、WRXの標準価格は2万7,855ドル(約304万円)。同モデルは2.0リッター水平対向4気筒ターボ・エンジンを搭載し、最高出力は268hp。6速MTとトルク・ベクタリング機能を装備したシンメトリカルAWDが特徴だ。ちなみに、フォード「フォーカスST」の標準価格は2万5,650ドル(約280万円)、フォルクスワーゲン「GTI」は2万6,415ドル(約289万円)。ホンダの新型「シビックSi」の価格は未公表だが、2万5,000ドル(約273万円)前後になると予想されている。

STIにグレードアップすると、標準価格は3万6,955ドル(約404万円)に上がるが、2.5リッター水平対向4気筒ターボ・エンジンとさらに高度なAWDを搭載し、よりパワフルな305hpという最高出力を得ることができる。その上、大型リアウィングも付く。三菱「ランサーエボリューション」の所有者は嘆きそうだが、その重さに見合う価値があるだろう。もっとパワフルなフォード「フォーカスRS」はSTIと同じ価格の3万6,955ドル(約404万円)で、フォルクスワーゲン「ゴルフR」は涙が出そうなほどの高額な4万0,195ドル(439万円)である。ホンダは「シビック タイプR」の価格もまだ公表していない。




今回のフェイスリフトで、WRXとSTIはフロントバンパーのデザインが一新され、大きくなったグリルに黒のトリムが際立つ。また、3万2,455ドル(約355万円)の「WRXリミテッド」と全てのSTIモデルは、新型LEDヘッドライトを標準装備する。STIには新しい19インチ・ホイールとブレンボ製ブレーキが装着された。「WRXプレミアム」は2,050ドル(約22万円)のパフォーマンス・パッケージをオプション装備することが可能。これを選ぶと、レカロ製の運転席8ウェイ・パワーシート、赤い塗装のブレーキキャリパーにユーリッド製ブレーキパッドが装着され、ムーンルーフが軽量化のために取り除かれる。

他にも、最新のインフォテインメント・システム「SUBARU STARLINK」や、大型化されたスクリーン、運転支援システム「アイサイト」の最新版(WRXのCVTモデルのみ)が採用され、防音材やインテリアの素材がアップグレードされた。WRX、STIとも、新しいルーフラック取り付けブラケットが付いてくる。

米国ではどちらも2018年モデルとして、今年の後半にはディーラーに並ぶはずだ。


By Reese Counts
翻訳:日本映像翻訳アカデミー