
クルマ好きにとってマスタング対カマロや、フェラーリ対ランボルギーニといった対決は格好の話題の種だ。しかし今回は、1979年式のダッジ「リトルレッド・エクスプレス」対1933年式のフォード「モデル46 ピックアップ」という、全く趣が異なるクラシックなピックアップ・トラックについてのトークバトルを収めた、米モータートレンド誌によるインターネット番組『Generation Gap』をご紹介しよう。
この対決のコンセプトはいたってシンプル。クラシックカーをこよなく愛するデイヴィンと、新しいものには目がないマットが、テーマとなったカテゴリーから1台をチョイスし、どちらのクルマがいいかについて激しく意見をぶつけ合う。ピックアップ・トラックがテーマの今回、2人が選んだクルマはどちらも年代もの。デイヴィンおすすめのフォードは年金が受け取れそうなほど古いし、マットお気に入りのダッジも生意気な若造と言うほど新しいモデルではない。
この2台、同じピックアップといえども、その仕様や用途は全く異なる。現在のマッスル系スポーツトラックの原型ともいえるリトルレッド・エクスプレスは、「ポリス・インターセプター」に採用されていた大きなV8エンジンを搭載し、当時は最速のクルマの1つだった(もっとも、1979年当時はクルマのパフォーマンスが良かったとは決して思えないが...)。一方、1933年式フォードはV8もっぱら仕事用だ。V8フラットヘッドエンジンでギアチェンジの際にはダブルクラッチが欠かせない同車を運転したマットは、「もっともシンプルで、もっとも難しい」クルマだと感想をもらした。
それでは早速、ビデオをチェックしてみよう。どちらの米国産ビンテージカーをガレージに置いてみたいか、思いをめぐらせるのも一興だ。
By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー
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