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欧州向けに開発されたMiimoは、あらかじめ指定された領域内をランダムなパターンで自走し、すべてを処理するまで動き回る芝刈機だ。イメージとしてはロボット掃除機の"ルンバ"の芝刈版だろう。
リチウムイオンバッテリーを搭載し、設定した稼働日や時間に応じて自走して芝を刈ることができる。細かく刈った芝は肥料として芝生に戻すため、収集の必要はなくゴミとして排出することはない。このMiimoを使えば、人間は芝刈り作業に時間と労力を取られることなく、きれいな芝庭を維持することができるのだ。

バッテリー残量が少なくなると、自ら検知し充電ステーションに帰還して充電。このあたりも"ルンバ"と同様だ。
バッテリー式のモーター駆動であることと、ファン付ブレードディ スク採用によるブレード回転数の最適化を行うことで、騒音を大幅に低減。騒音レベルは、従来のガソリンエンジン駆動の芝刈機に比べて-32dB(A)と大幅に下がり、風で木の葉が揺れた時に出る音より低いとのことだ。
高性能なリチウムイオンバッテリーを搭載することで、鉛バッテリーやニッケル水素バッテリーに比べ、軽量でエネルギー容量が大きく、長時間使用後もバッテリーの劣化が少ないため、交換サイクルが長く環境にも優しい点もすばらしい。

会場では、2輪、4輪、ロボットと同じカラーリングで展示された。このようなカラーリングで統一されると、ホンダ製で一式揃えたい気分になるのが面白い。
欧州では、2013年4月から発売されたが、国内では正規販売されていない。芝刈りが大変なくらい広いお庭をお持ちの読者は、ホンダに要望を出してみてはどうだろうか。
オフィシャル動画はこちら。
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