まるで一昔前の三輪バイクを無理矢理2輪したようなデザインは、伊オートバイメーカー、イタルジェット創始者の息子であるアレッサンドロ・タルタリーニ氏によるもの。ブルータス750は、最高出力45psの排気量750cc、水冷4ストローク単気筒エンジンを搭載し、トランスミッションにCVTを装着した頑強なオフロードバイクで、リバースギアとローギアをオプションで装備することができる。足回りには、14インチホイールにATV用のマキシス製「ビッグホーン」タイヤを装着。前輪幅15cm、後輪19cmという極太の全地形対応型タイヤが砂利、泥、岩場など、あらゆるオフロードのステージを走破してくれる。しかも、トレッドパターンがごつい割には後輪駆動である点もユニークだ。ちなみに、同じくタフなルックスで知られるロングセラーモデルの「ロコン」は二輪駆動だ。
ブルータスはパーツを替えてスノーバイクにコンバートすることもできるほか、オプションでサイドカーが装着できる。早ければ2013年春に発売される予定だという。なお、同名の米国製電動モーターバイク「ブルータス」が今年1月に発表されているが、こちらはまったくの別物なのであしからず。
By Chris Tutor
翻訳:日本映像翻訳アカデミー
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