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先ごろ、アウディが今後のデザイン戦略について発表した。アウディグループのチーフデザイナー、ヴォルフガング・エッガー氏によると、今年のパリモーターショーでお披露目したコンセプトカー「クロスレーンクーペ」がその具体例だという。
戦略の大きな柱として挙げられたのは、テクノロジーとデザインの融合。クロスレーンクーペには、デザイナーと軽量構造の専門家が協力して開発した「マルチマテリアルスペースフレーム」が随所に使われた。
さらに、アウディはモデル毎の差別化を図ることを挙げている。インテリアとエクステリアのデザインに関連性を持たせ、外見だけではなく、インテリアを見ただけでモデルが分かるようにすることを目指しているようだ。とはいえ、エッガー氏によると、新しいデザインがアウディの伝統から大きく外れることはないという。
この戦略に沿って、はじめにデザインの変更が行われるのはコンセプトカーと同じSUVのQシリーズになるそうだ。現行のQシリーズも、セダンに比べると特徴的といえるが、アウディの顔を象徴するシングルフレームグリルをより立体的にするなど、さらに力強いデザインを開発しているとのことだ。
デザインの話は抽象的になりがちだが、今後のモーターショーで新しいコンセプトカーが発表されれば、より具体的に見えてくるだろう。「技術による先進」を常に追求しているアウディの新デザインを期待して待ちたい。
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By Jonathon Ramsey
翻訳:日本映像翻訳アカデミー
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