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サーブは現在、WRC(世界ラリー選手権)に参戦する意向をはっきり示しているが、まずは同選手権に投入するための新型車「9-2」を完成させなければ話にならない。
自動車情報サイト『Automotive News』は、サーブが9-2の開発を急ぎたいなら、他の自動車メーカーから技術と資金援助を受ける必要があると報じている。
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また最近では、「9-2」がBMWのミニのプラットフォームをベースにするという話題や、新型「9-3」にはミニのエンジンを搭載されるという噂が流れている。
そして、ここにきてサーブを買収したスパイカーカーズ社のCEO、ビクター・ミューラー氏が、9-2の開発援助を調達すべく、3社の自動車メーカーと話し合いをしているという情報が入ってきた。どうやらサーブ再建計画には、9-2の開発費用は盛り込まれていなかったらしい。
サーブ側は援助を要請した会社を明かしていないが、我々はその中にBMWが入っていると見ている。今後の動きに大いに注目したい。