最近の地上派テレビでは頭のなかを空っぽにして単純に楽しめるようなお笑いバラエティ番組がほぼなくなってしまったと、そんな時代の流れを悲しんでいる人も多いことだろう。

番組制作の予算削減、正義を振りかざし悪ふざけは社会的によくないというお節介で潔癖な声の増加、自分が気に入らないことがあればすぐにクレームをつけて満足する社会......かつてと大きく日本の社会状況が変わっているのが背景にあるのは間違いないだろう。

しかし、それでいいのか? 昔のように無邪気に大笑いできるお笑い番組、クルマが突っ込んだ!ぶつかった!爆発した!という大スペクタクル、いや大げさなお笑い番組を単純に楽しみたいと感じていないだろうか?

そう考えているならぜひともAmazonプライム・ビデオに目を向けるべきだろう。Amazonプライム・ビデオといえばクルマ好きをとりこにしたイギリスBBCのテレビ番組「トップギア」を実質的に引き継ぐ「グランドツアー」を製作し、配信しているサービス。そんなAmazonプライム・ビデオが、日本オリジナルとして製作したのが10月から配信がスタートした「戦闘車」だ。

ストーリーは「もしも戦国武将たちがクルマで勝敗を決めるとしたら、いったいどんな戦いが繰り広げられるのだろうか?」というもの。浜田雅功率いる浜田軍と千原ジュニア率いるジュニア軍にそれぞれに分かれ、クルマ好きの芸能人たちが「戦闘車」と呼ぶクルマに乗り込みバトルを繰り広げるという前代未聞のエンターテイメントプログラムである。

戦闘はすべて1対1のガチンコで、チキンレース、障害物レース、ジャンプの飛距離勝負、ぶつけあいの相撲の4勝負。

競技で負けると自軍の戦闘車を相手に奪われ、さらに戦いの最中に走れなくなった車は即廃車。先に戦闘車を使い切った軍の負けとなるのがこの戦いのルールだ。

ジャンプあり、クラッシュあり、そして大爆発あり。そんなテレビの黄金期を髣髴とさせるぶつけあいのお笑いカーアクションは、かつてテレビに熱中してくれていたころの興奮を取り戻してくれること間違いなしである。

ジュニア軍は舶来の高級ブランドを揃えて「戦闘車軍団」を構成する勢力。

武将は千原ジュニアで軍を構成するメンバーはFUJIWARA藤本、品川庄司 庄司智春、インパルス板倉、南明奈、原田龍二、松岡充、武藤敬司、そしてプロのレーシングドライバーの脇阪薫一だ。

戦闘車としてはボルボV70、アルファロメオ・アルファGT、メルセデス・ベンツSクラス、メルセデス・ベンツSLK、アウディ・オールロードクワトロ、ジャガーXJ、リンカーン・ナビゲーター、BMW 3シリーズをラインナップ。なんという名車の数々。本当にこれでクラッシュ前提の戦いを繰り広げちゃっていいのか?

「凄い」という声があるいっぽうで、「もったいない」という声もあってネット上で賛否両論なのも素直にうなずける。しかしあえて言わせてもらえば、炎上に近い賛否両論で盛り上がるほどインパクトのあるプログラムだということだ。

対するのは浪速のドスケベ暴君こと浜田雅功を武将に国産車にこだわる浜田軍。

構成するのは勝俣州和、千原せいじ、極楽とんぼ山本、プラス・マイナス岩橋、尼神インター渚、バッドボーイズ佐田、小沢仁志、そして現役レーサーの脇阪寿一とこちらも豪華な顔ぶれ。

クルマを日本の頂点に立つセダンといえるトヨタ・センチュリーを筆頭にフェアレディZ、トヨタ・セルシオ、トヨタ・カローラバン、ホンダ・クロスロード、日産フーガ、日産ローレル、日産・スカイラインなど。えっ、カローラバンにローレル? 耳を疑うような車名なのは気のせいではない。そのうえ国産唯一のV12をクラッシュ前提のバトルに借り出すなんて、神をも恐れぬ行為といって差し支えないのは言うまでもない。
Amazonプライム・ビデオとは

・年会費3900円(税込)または月会費400円(税込)で利用できる会員制プログラム「Amazonプライム」の特典のひとつ。
『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』『戦闘車』などオリジナルコンテンツを含む数千本もの人気映画やTV番組が見放題になる
・初回のみ30日間無料体験実施中
そんな戦闘車も、11月3日配信分でついに最終回。そこで、ここまでの戦いを振り返ってみよう。






第一試合 寸止めの闇
2台の戦闘車が壁に向かって走り、限界のブレーキング勝負。恐怖と戦いながら、正確なブレーキコントロールで戦闘車をどこまで壁に近づけられるかが勝負のポイントだ。
ここでは、ジュニア軍に所属するアッキーナのまさかの行為が波乱を生んだ。なんとも楽しそうな笑顔で卑劣な行為に走る女性足軽の腹黒さに、背筋が寒くなった男性も多いことだろう。


第二試合 地獄街道
戦闘車2台が同時にスタートし、5つの難所をくぐり抜けながらゴールまでのタイムを競う爆走レース。クルマ版の障害物競走だ。あのタレントの「愛車」がまさかあんな最期を迎えることになるとは。まだ新しいクルマにもかかわらず、なんとも無常でタブーを恐れない「戦闘車」の真髄をここで垣間見たように思えるのは気のせいではないだろう(だから鉄板に水を撒いちゃダメだといったじゃないか(笑))。

それにしても、アッキーナのドライビングセンスと腹黒さは凄い。満面の笑顔で相手のクルマにぶつかりに行きやがる(笑)


第三試合 浪漫飛行
ジャンプ台を使って大ジャンプ! 飛距離の長さを競う、クルマによる走り幅跳びだ。
一回飛べば廃車間違いなし。「戦闘車」の試合の中でももっともダメージの大きさを誇るどころか、戦闘員である足軽の病院送りも辞さない決死の戦い。
アウディ・オールロードクワトロが、そしてフェアレディZが!


第四試合「相撲DEATH」

最終回として残された戦いはクルマどうしの格闘技。戦闘車をぶつけ合い、四角い土俵から押し出すか相手が戦闘不能になるまで戦うサバイバル戦だ。

果たして最終決戦で何が起きるのか? ついに配信されたその衝撃、いや笑撃の最終回をお見逃しなく!

この「戦闘車」は10月6日より配信開始されており、Amazonプライム・ビデオの会員なら追加料金なしで全5話が試聴可能だ。
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